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[Cycling Courses] 車坂峠(チェリーパークライン)


 
ManInside  2012-10-31 23:49
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[Cycling Courses] 車坂峠(チェリーパークライン)

ここ数年、一年に一度は登っている長野県の高峰山・車坂峠(チェリーパークライン)。今年もなんとか寒くなる前に挑戦することができました。相変わらず休ませてくれる場所の少ないキツイ坂で、8%が基本という感じで、最大斜度はGarmin調べで16%でした。

もう着くだろう、さすがに次のカーブを曲がったら終わりだろう、と何度も確信するのですが、何度も裏切られます(笑)そしてこんなすごい峠をスイスイ登っていく人々がいるので、くそぅ俺もあんなふうになりたいぜ! とモチベーションも上がります。ハァハァ言いながらペダルを踏んでいると、ウインドブレーカーを着て豪快に下ってくる人が「頑張れェー!」と応援してくれたりします。

苦労して登った後の頂上からの眺めは格別。これは小諸方面でしょうか。キラキラしていて最高です。頂上に着いたら、ビジターセンターでおいしいランチを食べてコーヒーを飲み、夏だったらアイスクリームを食べて気持よく帰ります。

いつか峠の反対側に降りていきたいものです。



評   価→★★★★★ 来年も行くぜ!
 
youkan  2013-10-19 22:07
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[Cycling Courses] 車坂峠(チェリーパークライン)

費用:およそ¥30000(食費、交通費、入湯料込み)


※ご注意※
峠の頂上には着いたものの限りなくリタイアに近いヒルクライム体験談。
無知な初心者が山に挑んだ失敗談と思っていただければ幸いです。
それと長文です。苦手な方は引き返したほうが無難です。



「空気が澄んでいて気持ちがいい。雲も心なしか早く流れて見える。景色も映えてサイコーだ。
 だけど、何でだろう。
 ロードとともにぼくは寝そべったまま。からだが言うことを聞かないんだ。」


 ――高峰高原まであと4kmほど。道路脇にて。


昨年から始めたロードバイクもそろそろ1年の節目を迎えようとしていた9月下旬。
走行距離も順調に伸び、この夏は平地を300kmを走破するまでに至った。
ただここまで「ヒルクライム」自転車での純粋な山登りをしたことがなかった。

ヒルクライムをするのにいい場所はないものだろうか・・・とCBNを眺めて思い悩んでいた時に
ふと、目に留まったのが車坂峠(チェリーパークライン)である。

「日本のラルプ・デュエズ」

レビューを読んで何度も出てきた表現だ。そして、写真から拡がるのどかな木々の景色。

正直、ラルプ・デュエズがどんな場所か分からなかった。(後でMuneaki氏の当該レビューを拝見しました)
ただ、写真を見て現地で生の景色を眺めたい。あんな綺麗な山道を走ってみたい。
そんな焦燥感が胸を締め付けてやまなかった。
ありのままを体全体で感じたい。
初めてだから辛い気持ちで満たされるかもしれないけど、車坂峠へ登る決断に時間はかからなかった。
行き先が決まったらあとは行動あるのみだ。初めてのヒルクライムに向けて。


朝6時に愛知を出発。トランクに愛車RFX8を乗せ無計画にも似た旅行へ出発。
行く先は長野県小諸市。レビュー通りJR小諸駅~高峰高原ロイヤルホテルのルートで行くことにした。
小諸は「坂」の街として知られており、TVアニメ「あの夏で待ってる」の舞台にもなっている。
アニメから小諸の街のイメージを知るのもいいかもしれない。

たかが、山登りのために約300kmも離れた場所へ行くのは馬鹿じゃないのかと言われてもしょうがないと思う。
だけど、仕方がない。初めてのヒルクライムは絶対ここに行きたいという確固たる想いがあったからだ。
その想いを無下にしたら、自転車に乗る意義も見失いかねないように感じる。

ETC、ましてやカーナビすらない車内で、スマートフォンのナビを片手に高速を駆け抜ける。
恵那峡SAで朝食。高峰高原ロイヤルホテルで優雅な昼食を考えていたその時の私は、そこからノンストップで目的地に向かった。
地方のラジオも聴きたいな。と思って選局したFM長野。都会のラジオ局とは違いAM放送も同居したような緩やか雰囲気が印象的だった。

JR小諸駅に着いたのは午前11時近く。青空の中でこじんまりとした佇まいを見せるこの場所がスタート地点だ。


(気持ちのいい快晴でした。絶好の日和。)

GlennGould氏のレビューを確認して小諸駅前駐車場へ。そして車内での生着替えもして準備は万端。
今回の目標を「どんなに時間がかかってもいいから峠の頂まで行く」ことにした。
ここでもまだ、ホテルのロビーで優雅な昼食をと考えていたが、後にそれは大甘の浅はかな考えだったと実感することになる。

まず、待ち受けたのが駅前の相生町商店街。商店街にもかかわらず急な坂道のオンパレード。
登坂初心者でウォームアップをしてない体には、鞭どころでなく茨をかいくぐるような苦しい所業であった。
ペース配分もつかめないままオーバーロードし、体力を半分近く持っていかれた感覚に陥る。
心拍を整えるため、国道19号でゆっくり足を回すことにした。

そういえば、山へ向かう道はどのあたりだろうと路肩で途中休憩しルートラボで確認。
どうやら、郵便局のすぐ近くで曲がればよかったらしい。そうとは気づかず2km近く走っていた。
改めて引き返そうとしたとき、盛大に立ちごけてしまった。

思えば、ビンディング走行は3か月ぶり。履きなれてないが故に間隔があいてビンディングを使うと毎回立ちごけをしてしまう。
幸いなことに自転車に大きなダメージはなかった。こっちは卸してすぐのビブがすこし破れてしまった。悲しい。
でもまぁ、企画倒れに終わらなかっただけマシだなとそう強く思った。

警察署前交差点で、山道に入ることにした。
今度は「ゆっくりゆっくり」と口に呟き、登坂を開始。
言葉に出すと不思議と力が湧いてくるのが心強い。
ただ、ギアはもうすでに最軽。動かないレバーが今の心境を表してるようだった。
小諸高校の隣を通過。ブラスバンド部が金賞を受賞したようで聞いてみてぇなと弾んだ息遣いと頭で感じる。
そうこうしているうちに、周辺図の看板を発見。チェリーパークラインの脇道を走っていたことに今更気づいた。

高峰聖地公園、クマ出没注意の林道を抜け、今度こそチェリーパークラインへ。
「入りだけでもいいから、緩やかな道だといいんだけど」
しかし、曲がった先もやはり激坂。苦笑交じりに再びアタックを開始した。
サイコンのメーターは、すでに6~7km/hと1桁台のスピードを指し示している。さすが先人たちも唸る坂道。

先程と同じく、道中はスピードを抑えることを心掛けて進行。
眼前に見える木々が美しい。時々見える石碑。冷涼な秋の訪れを感じさせる澄んだ空気。
鳥の囀りもよく聞こえるほど静かな一瞬。山道を駆け上がる自動車・オートバイの音。
なんだろう。普段と違い意識が洗練されていく気がしていく。


(道中の景色と石碑。行程の最中はこういった石碑が転々とあります。詠むのも一興かも。)


遅いながらも着実に登っていた行路だったが、本道に入って3kmほど過ぎたあたりで異変が起こる。

「あれ・・?足が回らない・・・。」

いよいよ疲れが襲ってきた。何としても足を付かずにこのまま行きたい。
心拍も徐々に早くなっていく感じがする。ゆっくりを心掛けなきゃ。
思いとは裏腹に身体は正直に反応するのであった。

しばらく進むと漕ぐ力がだんだん弱くなっていき、ついに足を付いてしまう。
「足を付いてしまったか・・・」と少し残念に思った。疲れを和らげるためしばしの休憩をとることに。
一旦落ち着いて今回の行程を振り返ると、様々な過ちを犯したことに気付いた。

その1。
ホテルでの優雅な昼食を考えすぎて、ほぼ無補給状態でのスタートをしたこと。
もちろん補給食なんて持参してないという自殺にも近い状況だった。
人間とある物事に夢中すると他のことを忘れてしまうテンプレ過ぎる失敗だった。

その2。
手持ちの水分の補給を全く考えてなかったこと。
山道に自動販売機なんてある訳がない。始める前から分かっていたことじゃないか。
しばらく登っても自販機の気配は皆無だった。じきにボトルが空になってしまうことだろう。
ツール缶じゃなくてダブルボトルで挑めば苦労しなかったはず。
案の定、残り3kmを迎える前にボトルは空になった。嫌な予想は悉く当たってしまう訳だ。

時刻は午後1時半ごろ。高峰高原まであと6kmという看板をたった今過ぎたばかりだった。

そこからは冒頭の回想のように、自転車に乗って押し歩いて脇で休むの繰り返し。自転車に乗れない状態まで来てしまった。
何度も道路脇へ倒れこみ時には深呼吸して目を閉じる。行き倒れに似た状態でよく通報されなかったものだと今になって思う。本当に危ない。
そして、休息が済んだら進む。

とにかく頂へ。

時間がかかってもどんな形であってもいいからと自分に強く言い聞かせ自転車を押し歩く。
頭に浮かんだ言葉は

「押(つ)いてったってイイじゃないか!」

ここ車坂峠で、行われたヒルクライム大会の一文だ。誰かから赦された気がして内心ほっとしたのだ。

残り2kmを過ぎたあたりで、全身に力がはいらなくなった。
歩くことすらままならない。今回一番疲れのピークを迎えたところだったかもしれない。
強くなるSOS。「食物をくれ」「水が飲みたい」からだの中からそう叫んでくる。
いっそのことDNFして楽になろうと思ったが、ここで逃げることは何のために来たのか分からないし腹が立つ。
その感情のほうが強かった。ここまで来ると意地の張り合いで無茶苦茶だ。
ただ、頂にあるホテルの外観と景色を見たとき苛立った感情が彼方へ消え去ったのは覚えている。


(なかなかさまになってる愛車との写真。)

頂に到着したのは午後4時。11時半に登り始めてから4時間半後であった。
高峰高原ロイヤルホテル。今回の目的地。
すぐさま自動販売機に駆け込んだ。炭酸飲料を2缶口にした。
体に沁み渡る心地よさ。生きててよかったとも思えるほど疲弊していた。
とりあえず食事。売店のお菓子を貪る。さながらその姿は野獣のごとし。当然ではあるが優雅な昼食は食べれなかった。
ゆっくり落ち着いた後に温泉に入浴。ホテルの温泉は宿泊者以外も利用可だったので、大変有難かった。


(ホテルからの景色は格別ものでした。)

1時間ぐらいゆっくりした後、山頂あたりが霧に覆われたので下山することにした。
ウインドブレーカーを着込み、山を下る。
苦労した登りに比べて、下りはあっという間に終わった。
登りの6~7km/hのスピードに比べ、50km/hとか普段ほとんど目にしない表示が出る。
2倍どころか2乗しても負けてるじゃないか。


(山頂の霧。下山の夕暮れ。霧は珍しい光景・・・なのかも。)

再び小諸駅前に着いた時には、すっかり日が暮れていた。
駅前で暖かなうどんを啜り、車内でゆっくりした後帰路へ向かう。
休憩しながらだったので、帰宅は明けて午前5時ごろになってしまった。


(しなの鉄道沿線。ワンマン列車と夜景が哀愁を誘います。)

弾丸ツアーならぬ弾丸ヒルクライムの旅はここで終わりを迎えた。


まとめ。
いろいろと準備不足だった感は否めませんでしたが、初めての山は楽しいと辛いが半々でした。
ただ、辛いといってもその場限りのことだったので、引きずることなく清々しい気持ちで終わりました。
今回の痛すぎる経験を踏まえて、次登る機会があったら足を付かずに登ってみたい。
もう頂には行ったので、今度は疲れたら即DNFも視野に入れて挑みたいと思います。


私の失敗談が後々山に挑まれる方々のご参考になれば幸いです。


評   価→★★★★★(辛かった!楽しかった!)
 
youkan  2014-10-14 2:41
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[Cycling Courses] 車坂峠(チェリーパークライン)

費用:約¥16,000(食費・交通費のみ)

車坂峠に再び挑戦しました。およそ1年ぶりの来訪になります。

前回の初挑戦時は上の拙レビューを見て頂けると幸いです。
簡潔に言えば、補給不足でハンガーノックに陥り、歩きで4時間半かけて頂上に着いたヒルクライム。
惨敗だったものの、補給の重要性を改めて実感したある意味で勉強になったライドでもありました。



前回と同様、GlennGould氏のレビューお馴染みの小諸駅前~高峰高原のルートを利用しました。
ルートラボ調べで、総距離16.3km。平均斜度登り8.2%。獲得標高は1302mになります。

今回の目標は、「足を付かずに登る」ことに。
個人的に、この1年間でどれほど成長したのかを確かめたかった思いが強くありました。

小諸駅前駐車場に車を止め、自転車を組み立て駅前からスタートします。


(駅前の時計がいつの間にか撤去されていた)

相生町商店街を抜け今回は迷うことなくチェーリーパークラインへ。
それにしても、相生町商店街の激坂っぷりはかなりハードなもの。早速速度が1ケタに。
ウォーミングアップ無しだとなかなか堪えます。だがそれがいい。
住宅街、リンゴ園の売店(マネキンは未確認)を抜け、登り基調の道を坦々と進みます。
「高峰高原まで10km」の立て看板や、「チェリーパークラインNo.1」のカーブミラーを見つけていよいよ峠の登坂開始です。



なだらかな登りが続くその先に待ち構える坂。斜度を気にする余裕なんかありません。
速度は気にせずシッティングの体勢で進んでいきます。
キツい勾配は、それこそ蛇が進むように前輪を小刻みに左右に動かし時間をかけてじわじわと進んでいきます。
両腕とふとももがもっていかれそうだ。速度はやっぱり遅い。1ケタのまんまだ。
登って登ってさらに登り。終わりが見えない道中をボトルに入れたオレンジジュースとゼリー飲料を飲んでやり過ごします。

中盤から終盤にかけてはヘアピンカーブの連続。ここはたまらずダンシングで乗り越えていきます。
こうして進んでいくと、ついに頂上の目印であるホテルの外観がチラッと見えた!

これでもう終わりも近い!・・・そんな期待はことごとく裏切られます。
今まで以上に斜度がキツい坂の連続。最後にかけて本気でくるあたりやはり登りがいがあるといったものです。
途中ローディーの方に抜いていかれました。後についていけそうにないのでこっちは自分のペースで登ります。

あと2kmの看板を超えた!登りはまだまだキツイ!
終わりが見えない登りの連続に、思わず「ハァ・・ハァ」と息を漏らしました。
ただ、以前とは異なり脚はしっかり残っている。これはいけるぞ!
そして、ゆっくり時間をかけて登ること1時間50分。ついに目的地の高峰高原ロイヤルホテルに到着。
脚をつくことなく登り切りました!やったぜ!



頂上では、途中にすれ違ったローディーの方と峠の話で談笑したり、見知らぬ方からも声を掛けられたりもしました。
こういった経験は、初めてだったので何だか新鮮でした。



そして、念願の高峰高原ロイヤルホテルでの昼食。
いろいろ悩みましたが、煮込みハンバーグセット(¥1,900)を頂くことにしました。とってもおいしい。



今回も日帰りで挑み、ついでに紅葉狩りも兼ねてのヒルクライムでしたが、色づきはまだ半分程度といったところ。
緑が生い茂る中で、登るにつれてぽつぽつと見える橙や赤の彩り。景色はとてもいい具合でした。



路面状況に関しては、カーブでのタイヤ痕が目立っていました。
また、峠の序盤辺りは路面がガタついていたので終わり際は気をつけて下りましょう。(あやうくコケそうになった)

CBNで知ったこの車坂峠。機会があったらまた訪れたいと思います。


評  価→★★★★★
 
ManInside  2015-10-7 21:27
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[Cycling Courses] 車坂峠(チェリーパークライン)

2015年10月初旬、長野県小諸市のしなの鉄道・小諸駅からチェリーパークラインを登りました。目指すは車坂峠。このヒルクライムコースについては過去に何人かの方がレビューされているのでご興味のある方はこのトピックを是非最初からご一読下さい!(おもしろいですヨ)

このヒルクライムコースに挑戦するのは今回で9回目、今年で7年目です。去年も一昨年も来ていたのですが、久しぶりに追加レビューしてみたいと思います。

いつものように「幻の山頂」に惑わされ・・・(見えているのはゴール地点の「高峰高原ロイヤルホテル」ですが、このあとキッツイ坂がまだまだあります)



最後の直線をボロボロになりながらスプリントし・・・



ゴールの絶景を楽しみます。非常に良い天気でした。ちなみに昨年は上の坂を下りはじめた直後、遠くで御嶽山が噴火してしまったのでした。今でも忘れられない日です。



頂上を示す下の標柱ですが、気が付くとリニューアルされていました。去年もこうだったかな? いつからだろう。少なくともyoukanさんも挑戦された2013年までは右側のタイプだったようです。旧タイプのほうが風情があったような… そして頂上地点は、住所的には群馬県嬬恋村になるようです。



紅葉はまだまだですが少し色付いている木々も。本格的な紅葉は10月下旬頃からでしょうか。



お昼ごはんは「高峰高原ビジターセンター」でいつものカレーセット(カレー+サラダ+ドリンク(コーヒー)で1400円)。大体いつもこればかり食べています。他のものも食べたいのですがいつしかこのカレーを食べないとマイ車坂峠ヒルクライムが終わらない身体になってしまいました。



ビジターセンターのレストランは10時オープンですが、今回は9時30分頃に到着したので少し待ちました。予定より早く着いてしまうなんて、俺も速くなってしまったもんだぜ…(最初挑戦した時は吐けるくらいボロボロでした。何事も慣れるとなんとかなるもんです)。お昼ごはんというか、朝ごはんですね。

レストランの開店を待っているあいだは付近を散策して自然観察。松ぼっくりを手に撮ったり、写真を撮ったりします。今回は不思議なキノコと謎の昆虫の写真等をゲット。



さすがに何度も登っているせいか完走に要する時間は毎回短くなってきていますが(知っているコースだとやはり速くなりますね)、それでもこの峠は最高にキツイです。14〜16%の坂は当たり前のように出現、8%は休憩区間と呼んでいいくらいです。しなの鉄道・小諸駅から出発するといきなり坂道で、そのまま最後までずっと登りっぱなし。全部で37個くらいあるカーブの番号や、残り◯kmという表示は一切見ないようにしています(見ると心が折れる)。

自然を満喫することができ、達成感もたっぷり。下りの時はところどころ気をつけたほうが良いですが路面状況も概ね良好。「日本のラルプデュエズ」の異名を持つこの車坂峠、未経験の方は是非。おすすめです。

そうそう、登坂中、左側の山の中から何度か、かなり大きい「ガサッ」という音が聞こえました。何らかのクマ対策をしたほうが良いと思います。私は「VIVA 気づきベル」で武装していきました。ヒルクライムにもおすすめのパーツです。

VIVA 気づきベル
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=7011&forum=98

関連レビュー:
[Race & Event] 車坂峠ヒルクライム
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=10647&forum=124

評   価→★★★★★ 最高
 
ManInside  2016-10-20 23:18
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[Cycling Courses] 車坂峠(チェリーパークライン)

「日本のラルプ・デュエズ」こと長野県の車坂峠(チェリーパークライン)。このコースを走るのは今回で10回目、今年で8年目になります。今年は良い天気の日があまりなくて、いつ行こうかと思っていたのですが、この日は運良く晴天に恵まれました。

この車坂峠、baruさんのレビューによると斜度は最大でも13%程度とのことですが、私のGarmin Edge 705と500だと最大16%の箇所が3回ほど登場しています。デバイスによって差が出るのだと思いますが、大きい印象としては8%が基本、あとたま〜にボーナスステージ的に4〜6%のセクションがあり(多分二箇所)、同様にやたらときつい15〜16%の箇所が3つほどある、という感じです。

下の写真の「高峰高原ロイヤルホテル」が見えると「やった!もうすぐだ!」と一瞬思うのですが、実はこの後も結構ひどい坂が続くので、むしろ「お前、出てくんなw」という感じの風景です。



この日は天候に恵まれ、富士山を見ることができました。



今年は登頂後、奥のビジターセンターで「ムーンバーグ」を食べました。ここ数年いつもカレーセットを食べていたのですが、今年は違うものを。すごくおいしかったです。この峠に挑戦しはじめた頃は、とてもじゃないですがこんな重いもの食べられませんでした。今年は余裕で完食&もっと何か食べても良いぞくらいの体調の良さ。



地蔵峠方面に続く道はこんな感じのグラベルになっていて、500mほど進んでみました。この日は夜に予定があったのでこれ以上先に行く時間がなく残念。baruさん情報によるとロードで何とか乗っていけるのは1km程度とのこと。時間に余裕がある時にチャレンジしたいものです。MTBなら勿論完璧ですが、グラベルロードでも良さそうです。



今回、車坂峠には小諸駅前から挑戦しました。このコースは東京から日帰りでも挑戦できるのが良いです。例えば東京駅から新幹線で軽井沢まで。軽井沢から電車で小諸駅まで。1.5〜2時間くらいでしょうか。東京駅を朝の8時くらいに出発して、小諸駅からのんびり登っていってもお昼頃には頂上に着きます。総走行距離は片道16〜17kmくらい。下りは一瞬です(スピード出過ぎてブレーキングする手が疲れますw)。

車坂峠はキツいコースとして有名ですが、普段レースには全く参加しない私のような日曜サイクリストでも、慣れるとなんとか登れます。

全長がどれくらいのコースか。キツい区間はどこのあたりか。どのあたりがラクか。何度も走っていると、そういうのが頭に記録されます。例えばツール・ド・フランスのようなレースでも、現地で実際のコースを走っている選手は相当有利。10回挑戦してみて、そういうことがわかるようになりました。

評   価→★★★★★
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