価格 ¥7000円程度
シマノDura-ace AXの出現で、一瞬だけ吹き荒れたエアロダイナミクス旋風の渦中の1980年初頭、NITTOのエアロダイナミクス・バーADB125AAとADB-Xのためだけに(?)設定された妖しく光るステム、それがCrystemblueです。クランプ部がご覧の通り、分割構造になっていて、実に妖艶。「これホントにNITTOのステムかいな?」と言いたくなるような妖しい輝きを放っています。こんな昔に、こんな妖しい製品があったなんて・・・!!
結局、私のヤツは突き出しが80mmとあまりにも短すぎで、デュラAX 100mmを経由してNITTO Pearl 120mmに変更したので、Crystemblueはサイスポの「売ります買います」コーナーを使って、1983年頃、中学3年生(だったかな?)の男子に格安でお譲りしました。
こんな旧品なので価格を書いても意味なしですが、NITTO Pearlが3400円程度の時代に、7000円程度でした。
ところで、田中康夫の「なんとなく、クリスタル」が文藝賞を授賞したのは1980年ですが、crystemblueのネーミングと何か関係があるのでしょうか!?(あると思います)
・・・ピスト車にゾッコンの今時の一部若者だったら、こういうなまめかしいステムは放っておかないのではないでしょうか!?
画像出典
http://www.flickr.com/photos/m_jake/2733984801/in/photostream/価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★☆☆(好きな人は好きカモ)
年 式→1981