[タイヤ工具] PARKTOOL TB-2

大方のパンクはチューブを交換・またはパンク修理をすればそれでおしまいですが、タイヤ自体が数ミリ切れてしまうとそこから高圧のチューブがぴょこっと顔を出して、最悪走行不能になる。
ガムテープ持っていましたが、ロードの高圧じゃ気休めにもならない。

というわけで、特にサイドの弱いタイヤの場合に、これは必需品。
例えばPRO3RACE、走行性能など非常にいいタイヤだとは思いますが、センター部の耐パンク性に較べてサイドカットに弱い印象。
PRO3のパンクはすべてサイドカットだったのですが、1回はこのパッチが無ければ帰還すら不能な状態でした。
このパッチをしても5mm径ほどの盛り上がりが露出していましたが、それ以上は広がらず、まだ使えています。

以来必ずサドルバッグに入れています。
ロード23Cの場合、3/4周にわたって貼付されることになりますから、ほとんどの状況に対応できるでしょう。


価格評価→★★★☆☆（3枚入り、ちょっと高いか）
評　　　価→★★★★★

購入価格 ￥たしか500〜600（三枚入り）

はじめてタイヤブートのお世話になりました。
過去にチューブが露出するほどのサイドカットを経験したこともなく、今後も使うことはないんだろうな、と思っていましたが、携帯していて本当にラッキーでした。

約5cm四方、厚み3mmくらいのでっかい金属片にのりあげてしまい、ものすごい音で派手に後輪をパンク。タイヤセンターには3mm程度の横長の穴。センターなので、普通にパンク修理すれば大丈夫だろうと思い、チューブにパッチを貼り、タイヤの異物も点検して走行開始。しかし2kmくらい走ったら、またバシュッと行きました。どうやらタイヤのパンク穴に、チューブがめり込んでいってそこから破裂したようです。

さて、どうしたものか。またパッチを貼っても、新品のチューブに替えても、同じことが起こるのでは？　思いの外、傷は深い・・・そうだ、ツール缶にこいつがあった！　

貼ってみようとすると、結構大きいです（名刺大）。このシートでかすぎるんじゃないか、カットして小さくしたほうがいいんだろうか、と悩みましたが、そのままペタッと傷口の上に。カードの四隅は丸く処理されているのでチューブを傷つけることもなさそうです。

その後、160km何事もなかったように走行できました。こんなにでかいカード状のものを貼ったら走行感がおかしくなるんじゃないかと思いましたが、違和感もゼロ。いまタイヤを確認したら傷口が1cm弱くらいまで大きくなっているので、これ以上は乗らない方がいいと思いますが、このまま1000kmとか余裕で乗れるような気もします。

このタイヤブートには本当に助けられました。サイドカットでもしなければ使う機会がないだろうと思っていましたが、普通の貫通パンクでも裂け目が大きめの場合、必須だと思いました。形状的には名刺なので、それこそ名刺を使うとか（私はサイクリングに名刺を持って行ったりしませんが）、厚紙を使っても対処可能なのかもしれませんが、かさばらないものなので、サドルバッグに常備しておいて損はないと思いました。

価格評価→★★★★☆　一枚あたり200円弱。4,000円のタイヤが復活したと考えれば安かった
評　　　価→★★★★★　今後クリンチャー走行時には必ず携帯します

購入価格 ￥477

いつか使うときがくるかもしれんなあ。と、軽い気持ちでサドルバッグに入れておいたのだが、持っててよかった！　と感謝するのはわずか2ヶ月後だった。
仕事からの帰り道、ぼーっと考え事をしながら走っていたら、グレーチングの隙間に嵌ってタイヤのサイドをカットしてしまった。タイヤをホイールから外して調べてみると、5mmぐらいの穴が2カ所も開いている。。このままチューブを交換しても穴からはみ出てきて破裂するのは明らか。そうだこの間タイヤブート買ったっけ！
バッグに入れておいたのは一枚だけだったので、近くのコンビニでハサミを借りてTB-2を2枚にカットした。それでも5mmの穴を塞ぐには十分な大きさがあると思われる。

残念なのは糊面の接着力の弱さでしょう。タイヤに貼り付けてもすぐに剥がれて落ちてしまう。かなりしっかり押しつけてから、剥がれないように慎重にホイールにタイヤを嵌め直すのに苦労した。ガムテープ並の接着力があればパーフェクトなのに。

価格評価→★★★★☆(ちょっと高いような気もするが競合品がない）
評　　　価→★★★☆☆(接着力の弱さで作業性が落ちている）

・購入価格 ￥439
・周辺パーツ
　 タイヤ : Continental GP4000SⅡ
　チューブ : Panaracer R'Air 700x18-23c

Amazonで購入したのが2015年、以来ずーっとツールボトルの中に眠っていましたが、先日ついに日の目を見てしまいました。

なかなか盛大なサイドカット。
かなりの山奥だったのでこいつがなければどうなっていたことか。その後も無事最後まで走り切ることができたので、役目をきっちりはたしてくれました。

◆想定外使用の結果
このタイヤブート、「※応急修理用のため、早めに新品タイヤに交換が必要。」という注意書きがあります。
ですがひとまず問題なく走れているのでそのまましばらく使い続けてみました。
するとブートを入れてから500kmほど走った時点で、駐輪中にスローパンクが発生。

中のチューブを見てみると、ブートの端が当たる部分に跡がありそこに小さな穴が空いていました。タイヤ内面とブートの段差部分で摩擦が生じて徐々に薄くなっていったようです。

使用しているチューブが軽量薄手のR'Airなので、ノーマルチューブならもう少しは保つかと思いますが、いずれにせよ「ライド中の応急処置&その日のライドを完走できるくらいは十分保つけど、乗り続けると500km以内にパンクする。」という、まったくもって説明通りの性能であるということがわかりました。

もし同じように応急処置後も継続してお使いの方がいれば、なるべく早めにタイヤ交換されることをおすすめします。

価格評価→★★★☆☆(モノだけ見れば割高だけど…）
評　　　価→★★★★☆(ツールボトルの常備薬）