購入価格 ¥7,000前後?(発売時定価¥9,600)
いつもはロードばかりだが、先日、4年ぶりくらいにMTBを引っ張り出して乗ってみた。
で、感動したのが、このパーツ。
4年ぶりに使うのにシフトミスは1回もなし。そう言えば、これでシフトミスをした記憶がない。
ロードでは65アルテ→77DURAのSTIを使って、10年近くなるのだが、10年経ってもシフト時は、
どっちをシフトしたらUPかDOWNか潜在意識の中で考えてる自分がいます。
でも、これは、手の平が覚えているという感じで、頭で考えるまでもなく、路面状況に合わせてスパスパ、シフトしていく感じです。
この点に一番感動しました。
今、現在あるシフターで本能的にシフトが決まるパーツがどれだけあるでしょう?
自分はシマノのMTB用のシフターを使い込んだことはありませんが、このレベルには未だ達していないと思います。
もうひとつの美点として、リアの4~5段飛ばしの変速ができることです。
この一気変速は路面変化の激しいXCではアドバンテージになると思いますし、実際自分もXCコースを走って、恩恵を感じる場面が多々ありました。
今では、かなりマイナーなグリップシフトですが、過小評価されているようで残念です。
変速精度が悪いという話も聞きますが、このモデルではそのようなことは感じません。
たぶん、初期のモデルや廉価モデルで、そのような印象が植え付けられているのでしょう。
(確かに、先代モデルのX-rayは剛性不足なのか、いまいち頼りない感じはありました)
ただ、変速のタッチはスプリング以外のパーツがプラスティックで出来ていることもあり、高級感には乏しいですね。
タッチにまでこだわっていれば、言うことはないのですが…
構造は単純で、分解清掃も簡単です。でも、意外と水や泥には強いので、頻繁に分解清掃する必要性は感じません。
また、重量も150g台とXTRのラピッドファイアより軽量です。
なお、画像は手持ちのリア8速のものです。(将来のパーツ取り用に保管しています)
価格評価→★★★★☆ (もう中古で買うしかありませんが、ヤフオクにもほとんど出ませんね)
評 価→★★★★☆ (もう少し、タッチに高級感があれば…)
<オプション>年 式→1999年の発売らしいです
カタログ重量→実測重量152g(mtbr.comで軽量マニアの人がうpした実測写真より)