購入価格 ¥1304
夏の日も暮れようとする多摩川CR、しょんぼり佇むライダーが
一人。後ろから見るとヘルメットからポニーテールがはみ出して
いる。そこにちょっと散歩している風の普段着のイケメン君が
Cannondaleのマウンテンバイクで颯爽と登場。
「どうしました?」
「パンクしちゃって~!」
「ボクで良かったら直しましょうか?」
「え~!いいんですか?お願いします」
イケメン君が自分のバイクのハンドルの下あたりを
探ったと思うと円筒形のチューブのようなものを
取り出した、と見えたのもつかの間、瞬く間に
それはパンク修理道具に変身し‥
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こんな『アオバ自転車店』に出てきそうな1コマを
連想させる?携帯ツール。
『見た目重視』で開発されたツールであるので、
値段(定価3900円)の割りに機能が少ない。
アーレンキー(2、2.5、3、4、5、6、8mm)、
プラスドライバー、25トルクスレンチ、チェーンカッター、
パッチキット、タイヤレバーと12機能。
その代わり、写真のようにちょっと太目のグリップ?から
2つのタイヤレバーとミニツール、パッチと8ミリの
アーレンキーが入った蓋の部分に4分割されるという
はじめてみる人を驚かせるのに十分なギミックを持っている
本来は、キャノンデールのフロントサス「レフティ」の
コラム部分に挿入して携行するものなのだが、
単体でも格好いいので、一般に販売されている
非常用のツールとしては、十分使えるレベルに
あるが、チェーンツールが簡易型なので、
実際に使うときにチト使いにくそうである。
また、買った当初は面白がって、この寄木細工の
ようなギミックで遊ぶかもしれないが、
実際にメンテンスするような事態に陥った時に
バラし方を忘れている危険があるかも知れない。
あとは重量が250gと重いのが欠点。
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アマゾンには、こういったちょっとtopeak的な
ギミックを好む仕入れ担当者がいるらしく、今年の冬の
バーゲンシーズンまでは、TOPEAK ツールバーが、
アマゾン本体が扱う商品に入っていたが、見切り処分
らしき特価販売をした後、扱い商品を外れ、代わりに
この商品が入っていたらしい
ところが売れ行きが今ひとつなのか、バーゲンシーズンに
突入と同時に、驚きの特価で販売し始めた。かなり割安感が
あるので、なんと自転車用品の販売ランクベスト20位以内に
入っている(2009.7.31現在)
ネタとしては面白いが、マルチツールにはほかにも
色々良い商品があるので、特にお勧めではないが
1300円少々という値段ならば、手を出しても良いかも
知れない。
キャノンデールの該当機種を持ってない人は、サドルバッグや
バックパックに携行することになるだろうが、topeakの
ターボモーフとほぼ同じ太さなので、ホルダーが
使用できるかもしれない
(太い部分がフレームに接触する可能性があるが、ホルダーが
手元にあるはずが見つからないので試せてない。)
価格評価→★★★★☆(この価格ならば‥)
評 価→★★★☆☆(もう少しコンパクトなら‥)
カタログ重量→250g
Model code: 7A500SGL