購入価格 ¥20,000
■まず見た目の話。
ネットでよく見かける6700系ULTEGRAの画像はシルバー過ぎる。シマノよあれでいいのか?
念のためwindowsのお絵かきソフトで実際の色に近づけてみた。こんな感じだ。
左右にある「ULTEGRA」ロゴの周りだけ、鏡面加工されている。
ほかの部分は、サンドブラストされたようなつや消しのダークシルバー。(やや青味がかかっているような渋めのシルバー)
ちょうどこの夏、東京お台場に「等身大ガンダム」が設置されたのでついでに言わせてもらうと、
6600系ULTEGRAは曲線をメインに造型している「ジオン」っぽいイメージに対して、
6700系ULTEGRAは直線的なラインの多い「連邦」(特にガンダム)チックなイメージがしないか?
■次に取り付けの話。
Deda FORCEアルミ+バックカーボンのフレームに、
6600G(ULTEGRA SL)をメインに組んだロードに取り付け。
66メインとはいえ、落車によるRD・クランク破損で、リアメカは78DURA、
クランクはFC-R600というTIAGRA級のコンパクトに変えてある。(←中空ホロテク2ではない、無垢のアルミクランク)
なので、今回はFC-R600からFC-6750への、クランク単体での交換。
つまり、周辺パーツとの互換性は「一切無視」したクランク交換なので、完全自己責任です。
(当方は、動けばOK主義なので、厳密な意味での変速性能は求めていないので…)
当然ショップは施工してくれませんので、自分での交換作業。
BBも元々使っていた78D/Aをそのまま利用。
古いクランクを取り外して、新しいクランクをささっと取り付け。
取り付け自体は、何事もなく完了してしまう。
次にメンテスタンド上で、フロント変速の調整をするわけだが、
なんだか、ほとんどFDなどの調整なしで変速が決まっているではないか。(おまけに、チェーンも78D/Aのままなのに)
■一応走ってみての話。
取り付け後に、裏山(900m)を登ってみた。
シリアスレーサーではなく、サイクリングやちょっとしたホビーレースを楽しむだけの乗り方しかしないので、
剛性感がどうだとか、変速性能がどうだとかいうのは、はっきりいって分からない。
が、重量面では回転するパーツで160g以上軽量化となったのは、脚が正直に反応した。確かに軽い。
一応、立ち漕ぎでグイグイとトルクをかけた状態でも、フロントのIN→OUTへの変速は問題なし。
アウター×ローや、アウター×トップからのフロント変速でも、チェーン脱落や、変速ミスなし。
(トリムしないと、音鳴りはする)
分かる人にはわかるのだろうが、素人レベルでは、この組み合わせで何が悪いのか、まったく分からない。
HOLLOWGLIDEアウターギアと呼ばれている中空構造のアウターギアで、思い切り踏み込む走り方をしてみたが、
明らかにR600のアウターとは反応が異なる。(気がする。これが剛性というやつなのか?)
■結論
つまり旧型の環境へクランク単体はポン付け可能。混在可能。
(厳密には、性能面では何も保証ありません)
暇とお金があれば、他もついでに交換してみようかと。
素人が使う分には、DURA ACEもULTEGRAも(105も?)もはや使用感は変わらないんだろうな。
……で、アイスグレーのULTEGRA-SLは出ないのか?
価格評価→★★★★☆(出来杉。この2倍はたいて79D/Aを買おうとは思わない)
評 価→★★★★☆(中空チェーンリングは見た目にOK。クランクデザインは…ノーコメント)
<オプション>
年 式→2009
カタログ重量→ 785g(約100gのBB含み)(実測重量 678 g)