購入価格 ¥1,911(amazon)
ありがたく頂いたベストレビュワーノミネート賞のアマゾンギフト券で購入させていただきましたので、さっそくレビュウします。
アウトドア用、バイク用といろんなライトを使ってきましたが、じつはCATEYE製品を使うのはこれが初めてです。バイク用として最初に手に入れたのがT-25だった、ということもありますが、これといって魅力的に思えるライトがなかった、というのもまたひとつの理由です。
しかし、よくよく思い返してみると、光量だけはあるものの、ランタイムは軒並み数時間のものばかり。ここはひとつ、長時間使用できるライトを、と思い立ちました。
※外観
見てのとおり、かなりコンパクトに仕上がっています。単三電池1本仕様で、黒ボディのため、余計に小さく見えます。
ただし、作りはプラスティック多用でかなりちゃちに見えます。落下させたら壊れそう。
ブラケット部分も小さな爪で固定するだけなので、不評のH-34でどこまで持ちこたえられるか、といったところです。が、その点はあまり心配していません。ブラケット共用のHE-L830RCなどは重量が500g近くありますが、EL010はその1/10しかないですから。爪が折れたらアウトでしょうが、振動などで破壊される心配はそれほどないようにも思われます。
ここは、長期使用してみないとわからない部分ですので、もし、あっというまに壊れたりしたら、のちほど評価をさげることになるでしょう。
※明るさ
製品ページには400カンデラ、と表記されていますが、いったいどのくらいの明るさなのよ?というのが問題です。手持ちのライトで比較してみました。もっとも、目で見ても微妙な明るさというものははっきりとわかるものでもないので、このあたりは参考程度に。
HE-EL010
GENTOS GTR-031T
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4541&forum=89#forumpost7756いずれもF3.3・1秒で撮影。室内撮影で、壁までの距離は2m程度です。
031Tのカタログでは26.6ルーメン、写真ではこちらのほうが明るく見えますが、実際は、ほんのわずかな差しかありません。010が見事なスポット配光で、繁華街や街灯のある道でしか使えそうにはありません。前消燈として利用できる最低限の明るさはあるそうなのですが、これだけで走るのは、よほどの低速でないと心もとないです。
これは031Tにも同じことが言えるのですが。
※ランタイム
カタログスペックは、常時点灯15時間・点滅60時間とあります。
ある時間を境にいきなり暗くなる、というよりは、徐々に光量が落ちていく感じです。
このライトの明かりを頼りに走ることはなかったので、要するに、対向する車や人が認識できる程度の明るさを保持する、という意味では、カタログどおりといったところです。
点滅はまだ試していないのであしからず。個人的には30時間持ってくれればまったく問題ないです。ブルベに参加するにしても、これくらいもってくれればなにも言うことはありません。なんか目標というか野望みたいなことを書いてしまいましたが、いずれ出てみたいな、と考えているところです。
※結論
ポジショニングライトとして使うには不満のない作りになっています。
それから、このコンパクトさはやはり利点ですね。ハンドル周りにいろんなパーツを装着して、もうつけられない、と悩んでいる方にはお勧めです。定価で買う気はしませんけど。
ユニコのバイクライトホルダにGTR-031Tでも2000円は超えるので(しかもランタイムは8時間)
価格評価→★★★★☆(←2000円以下ならいいところ)
評 価→★★★☆☆(←ポジショニングライトですから)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量58g(本体+電池))