大分県中津市 中津駅 ~ コアやまくにまでの36km。
山国川を国道212号とはさむ形で敷設されている。
名称「大分県道411号中津山国自転車道線」
通称「メイプル耶馬サイクリングロード」
2012年の九州北部豪雨により一部が崩壊、橋が流されるなど甚大な被害を受けた。
復旧工事に約2年かかり、2014年6月から全線開通。
鉄道跡を改修し自転車道とした為、そのほとんどが平地もしくは緩やかな傾斜。
田舎の山道ではあるが高配のキツい区間は無く非常に走りやすい。

36kmのサイクリングロードではあるが、中津駅~青の洞門までの約14kmは
そのほとんどが歩道、又は公道を走ることになるうえ、見所も特にない。
青の洞門~コアやまくにまでの約20kmが楽しい。

注 : 写真多め
今回はコアやまくにスタートで北上しながら青の洞門まで
「コアやまくに(複合施設)」には駐車場もあるため車で来た方はここに停めましょう。
入り口は「やすらぎの郷やまくに(温泉・レストラン施設)」横の細い道路。

スタートから緩やかな下り。車も遠くを走っており聞こえるのは川と森の音、そしてロードノイズのみ。


左手に山国川を眺めながら北上。

ここまでで既に癒されまくりである。



九州とはいえ雪国である大分。
民家も雪国仕様。

水害にあった所だろうか、奇麗に舗装されている。


山国川

豪雨で崩落したあと、再建されたであろう真新しい橋を渡り
国道212号を横断すると昔の駅舎に着く。
現在は休憩所・トイレとして開放。


何かのスタンプを集める嫁。なにしてんの?


しばらく走り集落を過ぎると、トンネル区間に入る。
距離は長くないが、ちゃんと照明も点いており走りやすい。
ランナーが多く注意が必要。

むっちゃ楽しい。

耶馬渓サイクリングターミナルではレンタサイクルもあり
絵に描いたようなアットホームな家族がサイクリングロードを走っていた。
計3カ所で自転車を借りれる。

ロードっぽいのもあるなぁ…
自転車道のみならタンデムもOKらしい。

耶馬渓サイクリングターミナルを過ぎると、いよいよ「ザ・耶馬渓」というような風景になってくる。

耶馬渓図書館裏にいる ゆるキャラ。(違)


春になれば満開になるだろう。
そして人でごった返すだろう。

青の同門近くになると自転車道は終わり歩道付設になる。

オランダ橋で折り返し、青の洞門へ

青の洞門

地元?のおじちゃん曰く
「道路が通っている穴は戦時中に大きく開けられたらしく
採光用の窓やごく一部にのみノミの痕が残ってるだけ」だそうです。

ノミノミノアト
台風前および日田の椿ヶ鼻ヒルクライム大会の日だったためかサイクリストと呼べる人に一度も逢わなかった。
道路幅は自転車道として十分な広さがあり非常に走りやすく、四季折々を楽しめる絶景の道。
スピードを出してトレーニングなんて人には全く向かないが
その時は国道212号にでればいい。そちらでも充分奇麗な景色は楽しめる。
コアやまくに~青の洞門までサイクリングロード付近にコンビニ等ないため
事前に水や補給食は準備必須。国道212号に戻れば道の駅やコンビニはある。
秋の紅葉シーズンは最高だろうが、人が多そうなので楽しめるかはわからない。

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