40km/hも出せる近頃のママチャリ

購入価格 ￥1万～3万

最近のママチャリというものはもう驚きの言葉につきますね
街中のオバハンや学生たちは平均して時速34km/hも出しているそうです



中には40km/hも出す猛者も



ロードの巡航速度が最低で大体30km/hですからもうそんなん目じゃないですね
原付の制限速度だってぶっちぎりです
きっとこれは新型デュラやスパレコなんて足元にも及ばない技術が詰まっているに違いありません
もうロードなんて高いだけで鈍足の乗り物なんか乗るのがアホくさいですよ
カーボンなんてもう古い!!これからの時代はハイテンだ!!

ハイテンママチャリ最高！！！！

価格評価→★★★★★(エントリークラスのロードが10万するこのご時勢にこのお値段!!）
評　　　価→★★★★★(今すぐドンキへGOだ!!）

最近のＴＶ番組の質の低下がうかがえる。
　このサイトを見に来ている皆さんならママチャリのスピードが15～25km/hだということは体験的に分かっているはずだ。
　何故このような結果が出たのか。それは上記の写真のスピードガンの選定がそもそも間違っている。

調査で使用したスピードガン
ゼット社製 スピードマックスⅡ
測定可能速度50～180km/h

　ママチャリで1時間走っても50kmも走れないことは普通分かる。それならばこのようなスピードガンではなく、スピードメーターを付けた自転車で車道を併走すればよかったのに。
　恐ろしいのは自転車のことをよく知らない人にとって、これが真実になることだ。

価格評価→☆☆☆☆☆(分かっている人には馬鹿なジョーク）
評　　　価→☆☆☆☆☆(分からない人には悪質な洗脳）

最近のテレビは本当に凄いですね(色んな意味で)。

結論を述べる前に、その理由を先に述べさせて頂きます。

全てはSHINSUKE様の仰る通りなのです。

ママチャリの常用速度は、このスピードガンの計測域から大幅に外れているのです。
中～高速度域用の計測機器を低速度域で使って(機器は悪くないが、使い方が間違っている)、正しい結果が出るわけない。

さて、自転車のスピードメーターは皆様ご存知の通り、約3km/h～200km/h程度までは計測可能です。モノによっては新幹線的速度でも計測可能ですね。
フルマラソンのコース長計測ですら『自転車にメーターを付けて走らせる』という事例があり、その数値(距離)を実測値として活用する様です。
推測するに、自転車のメーターの計測精度は自動車のそれを上回っているのでしょう。
(自動車のメーターは、速度表示誤差の許容範囲が-25%～0%となっています。TOO☆ABOUTですね)

もしこのママチャリ実験の計測結果が正しい数値なのだとしたら、私はアルミTCRから1万円ママチャリに乗り換えます。その方が速く且つ快適に走れるのですから。
そして、その様な事が有り得ないのは自明の理ですので、計測結果が間違っていると考えざるを得ません。

他の可能性も考えてみましょう。これはママチャリが実際に日本の道路を40km/hで走っているという説です。
この場合、搭乗者の身体能力はランス･アームストロング氏やヤン･ウルリッヒ氏らツール･ド･フランス優勝選手を上回り、かご形三相誘導電動機も顔負けの、高負荷･高回転での連続運転時に於ける安定性を備えている事になります。

私を含めた一般的な日本国民に、果たしてその様な事は有り得るのでしょうか。
また、本当にママチャリが40km/hで道路を走っているのなら、計量法を根本から見直さなければならなくなるでしょう。


随分とどうでも良い前置きが続きましたが、私としての見解を明示させて頂きます。


結論:計測結果は間違いである



評　　　価→☆☆☆☆☆(すばらしい。では日本のママチャリが40km/hで道路を走っているという根拠は何だ?教えてくれ、スタッフ)

「最近のテレビ･バラエティー番組に関する意見」
　　放送倫理･番組向上機構(BPO)
http://www.bpo.gr.jp/topics/2009/20091117.html

2009/11/17にBPOから意見書が出されたのでちょっとだけ読んでみた。
P.19に本件への意見と思われるものがあった。

意見書に載るぐらいなので、結構な量の意見が集まったのかもしれない。

11/19　BPOのサイトに繋がらなかった、アクセスが集中しているらしい。
誰が、何の為に？　そちらも気になる。

「11月18日ごろから本サイトへのアクセスが集中して、現在、閲覧がしづらい状態になっています」

評　　　価→ -？？？？？