OSTRICH ロード320輪行袋

購入価格 ￥6000円くらい

ロード220輪行袋の色が青一色しか無くて気に入らないからという、
ただそれだけの理由でこのロード320を購入（笑）

とにかく生地が厚くて頑丈です。
ロード220のレビューを見ると、
生地が薄くて心配だという意見が沢山見受けられるけど、
この320の場合破れる心配は無さそう。
この辺りが、生地の質の違いかな。
というか、この生地が破れるほどの衝撃が加わったならば
袋そのものよりも中の自転車が無事では済まないだろう。

ロード220で輪行するときは持ち運びに神経使いそうだけど
320なら多少乱雑に扱っても全然OK。
例えば、青春18切符で乗り換えを十数回繰り返して目的地まで輪行なんて人にはかなりおすすめ。
飛行機に預けても輪行袋そのものに不安は無いです。
（中身が心配だから無難にハードケースのほうがいいかも知れないけど…）

欠点はやはりボトルケージにすんなり収まらないこと。
実測の重量もエンド金具等込みで750gと結構重い。
私の場合、ミノウラのアルミ製ボトルケージに無理やり押し込んで何とか携行しているけど、
どうも格好悪いし、
カーボン製ボトルケージならこんなことやると割れてしまうかも。
そんなわけで、結局私はSL-100を近距離輪行用に購入してしまった。
でも320も長距離用や飛行機用（まだ預けたこと無いけど）に使い続けます。

価格評価→★★★☆☆こんなもんか
評　　　価→★★★★☆520を買う必要は無い

購入価格 ￥7500

最近輪行で伊豆や房総を走ることが多く愛用しています。

【良い点】

もっとも良い点は、ホイールを収納する為の中仕切りがついている為、収納時、バイクに傷がつきづらいことです。タイオガ製の小さく畳める輪行袋を使っている友人が居ますが、中仕切り無しだとハブシャフトの端部がフレームと干渉する等して傷の原因になり易い様です。後者の形式の場合、数ヶのストラップを用いてホイールをフレームに固定する必要があります。駅などで一緒にパッキングしている印象では中仕切り付きの方がパッキングに要する時間も短いです。


【悪い点】

同社の製品には220、320．520のラインアップがあり、数が多くなるほど生地が厚手になる様です。その分畳んだ状態での携帯性は下がって行きます。320は私の使っている形状のボトルケージには入らないので、普段は小さめのリュックに入れる様にしています。結構かさばるので220でも良かったかなあと思っています。

220は使ったことがありませんが、日帰りの小旅行の場合、車のトランク等に車載する訳でもないし、自転車同士を重ねて移動する訳でも無いので、生地の厚みは220でも十分だったかもなと思います。より、ハードな移動をする場合は厚いに越した事は無い為、製品の欠陥というより、用途に見合った製品を選びなさいということなのでしょう。こうした意味では、複数の選択肢を用意しているメーカーの対応は「良心的だな」と思います。

【まとめ】

パッキングのし易さや、バイクへの傷の配慮、複数の生地の厚みを用意していること等、日本のメーカーらしい濃やかな気配りのあるラインナップ・製品だと思います。

特に日照時間の短い冬場は、行動範囲が限られます。片道だけがんばって目的地をめざし（目的地に新鮮な魚介類や美しい風景、温泉などがあるともっと良い）、輪行で帰宅　とか　交通の混雑する都心部から輪行し、比較的車の少ないところで自転車を組み立て思う存分ライドする　など　輪行袋のある自転車生活は悪く無いなあと思っています。

以上の様な楽しみ方に、「身軽さ」や「手軽さ」が加味されるとさらに良いなと感じます。そんな訳で機会があれば同社の220も試してみたいなと考えています（もしくはストラップでサドルに320をぶら下げる？）。

ともあれ、輪行という選択肢を加えると、好きなルートへのアクセスが大幅に向上し、行動範囲も広がります。オススメしたいです。

価格評価→★★★★☆(よい作りだと思います、特に中仕切り）
評　　　価→★★★★☆(パックングし易く、傷になりづらい）

カタログ重量→500g(実測重量　未計測)