購入価格 ¥18,216(PSP-2000)、¥6,000(GPSレシーバー)、¥8,190(MAPLUS2) 以上amazon価格
以前からPSPのGPS化には興味があったのだが、自転車に取り付けてみたい欲求に駆られて購入。
本来ハードとソフトは分けるべきかもしれないが、単体で使用することはまず無いと思われるのでひとくくりにさせていただく。
なお、レビューはソフト(MAPLUS2)を主軸としたい。
さて、MAPLUS2はエディアから発売されているPSP用のポータブルナビゲーションソフト。
気軽にGPSナビゲーションを楽しむ事が出来る。
ナビゲーションは実際の交通規制にのっとり、徒歩用と自動車用に分かれている。
経路検索設定で高速道路を選ばないルートや、坂道回避など自転車向けのものもある。現在地アイコンも自転車が用意されている。
ルート断面図表示機能で、案内ルートの標高による高低差を図で表示することも可能。ペース配分の参考になる機能だ。
他にも、地図の表示設定は細かくカスタマイズが可能。
高速道路を非表示にしたり、県道や特定の施設を強調して表示するなど、ユーザーの好みに合わせて使いやすさを追求できる。
また、ダウンロードコンテンツも充実しており、地域ごとの詳細な地図情報(有料)や、番地・電話番号データ(無料)などで拡張する事が可能。
無料サービスもかなり用意されているので、メモリースティックの容量に空きがある場合は機能の充実を図れる。
ログ機能も一応実装されており(あしあと機能)、地図ソフトと連動させて走行ルートをデータ化することも可能。
ただし、ガーミンなどの専用機に比べると「おまけ」の域を脱していないので、本格的に使おうとするとデータの加工など敷居が高い部分がある。
音声ガイドも備えており、ガイド頻度のカスタムも可能。
また、PSPというハードのせいか(?)声優による音声ガイドもダウンロードコンテンツ(有料)で用意されている。
さて、ハード的な話だがGPSの感度はかなり良い。
値段の割りにはよく捕捉する方だろう。
ただ、ソフトを立ち上げて、GPSが現在地の測位を完了するまでかなり時間がかかる(5分程度。その間はじっとしている方がいいらしい)。
一度GPSが機能すれば、ほとんど捕捉し続けてくれる(東京都内。ごくたまにデッドポイントが存在する)。
PSPを持っている人にとっては、少ない追加予算で手軽に利用出来る。
また、画面が大きいので視覚情報も見やすい(走行中は要注意)。
なお、自転車への取り付けは市販の専用アクリルケースとリクセンカウル「ミニマップ」のアダプターを流用して取り付けた。
価格評価→★★★☆☆(合計3万円台。いいセンだと思う)
評 価→★★★☆☆(実用的かつネタ感あり。)