購入価格 ¥4,105
マウンテンロケット
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4266&forum=92のTバーハンドル版。
旧マウンテンロケットと比較するとこんな感じ。右が旧、左が新。
全長にして4.5cm程度長くなっている。太さはほぼ変わらず。新規でダストキャップが付いている。
ちなみに旧マウンテンロケットの方がシャイニングwである。
どんな感じの大きさかと言う事で、恒例手近なものと比べてみた。
OLIGHT T25 Regular、SG-305、NINTENDO DS Lite(何故w)
Tバーハンドルはロックを捻って外してから延ばして展開させる。
これはマイクロロケット ALT マスターブラスターでも同じ。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4118&forum=92仏米切替はTOPEAKお得意のひっくり返し式。
他のポンプでも同じやり方だけど、どうするのか実物の写真を載せておこう。
まず口金キャップを外し、口金パッキンとバルブ芯押しを取り出す。
芯押しが奥、口金パッキンが口金側に入る。
まずこの状態で仏式。
バルブ芯押し・口金パッキン共にひっくり返した上で、同じように芯押しを奥・口金パッキンを口金側に入れれば米式。
仏米両式と言っても、その時実際に乗っている自転車は1台であり、その時必要な口金はどちらか片一方なわけだ。
と言う事は、何もレバー式で自在に両対応するような大げさなもので無くて良いわけで。
この芯押し・口金パッキン切替方式ならば、大掛かりなシステムを省いてヘッドのコンパクト化が可能である。
コンパクトにまとめつつ多機能を実現する本方式は、誰が考えたか知らないが、よく考えたものだと感心してしまう。
マウンテンロケット系の特徴とも言えるのがツイストヘッド。
ヘッドを捻ることでバルブを固定できる。
これもレバー省略の為であり、ヘッドのコンパクト化に役立っている。
なお、様々なところで「ヘッドを捻ると」と書いているが(自分も上で書いているけど)、実際にはバルブにヘッドをセットして「ボディを捻る」。
まぁ、当たり前の話ではあるが。
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さて、実測。
もちろん気合などいれず、頑張らず、適当に目安程度にw
ロードで最大10気圧のVittoria RUBINO PRO IIに入れてみた。チューブはシュワルベの安いやつ(実は結構好き)
結果が100回で4bar。で、この時点で結構キツイ。
旧モデルでは4.5barくらいまではキツくなかった覚えがあるのだが、今回は4barで結構キツイ。
恐らくこの差は伸びた全長によるもの。
一回辺りの吐出量が多くなっているが故だと思う。
その分、旧モデルに比べてスピーディに入る、とも言える。
とは言えTバーで押し込めるので、ゆっくり時間をかければまだまだ入る。
ポンプの動きを半分くらいに抑えればもっとラクに入れられるだろうし。
当然、ポンプアダプター(グランジや自作ヒラメw)を使えばポンプを地面or壁押し付けすることで、楽に押せるだろう。
テストなんでやる気が無かっただけねw
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相も変わらず、TOPEAKは携帯ポンプに関してはソツの無い製品を作り出してくる。
少なくとも、自分が持っているTOPEAKの携帯ポンプ(≒自分がレビューしているTOPEAK携帯ポンプ)は皆優秀だ。
TOPEAK製品に関しては耐久性うんぬんが良く言われるが、携帯ポンプは常用されるものでは無いので、
仮に耐久性が無いとしてもアラが目立たない。
それにポンプ本体ならともかく、口金パッキンのような消耗品はちゃんと補修パーツが用意されている。
他にも優秀な携帯ポンプはあるが、自分はロード初心者が迷ったら、マイクロロケットALTかミニモーフかこの製品を勧める。
フロアポンプ並にきっちり入れたいならミニモーフ、コンパクトが欲しいならマイクロロケットALT、ロード・MTB兼用なら本製品と言うように。
それぞれにもっと高性能の他社製品はある(と思う)けれど、バランスを考えるとTOPEAKが一番だと思う。
価格評価→★★★☆☆ ちょっぴり高めか?と言う気が。
評 価→★★★★☆ 秀才ポンプ。