3T ERGOSUM PRO
購入価格 ¥5000(2011年の震災円高時)
ニュートン31アナトミックを愛用しています(いました)。 2011年当時のデモ車に使われることが多かったので買ってみました。
質感ですが、まぁ普通です。言うことはありません。 ロゴプリントがハンドルの随分上の方に付いているので、3Tのロゴとラインが 少し天を向きます。しゃくって付けると変な感じ。
取り付けも問題なし。硬さも問題なし。 形状はエルゴシャロー、FSAで言うところのコンパクトです。 リーチが少し長めなのが特徴で、類似リーチのニュートンよりもなぜかブラケットが 遠く感じます。ニュートンの実リーチが案外短いんでしょうね。
で、結局200kmも使わないうちに外してしまいました。 理由は主に見た目です。上から見たときに安っぽかったので。 フラット部からブラケットにかけての90度部分(肩部分)のベンドが急で安っぽい。 TNiのエルゴシャローそっくりです。 横から見たらカッコいいんですけどね。他の角度がちょっと微妙。 肩が出っ張ることになるので下ハンのアタック時に腕がガンガン当たるのも気になりました。 同社の他のハンドルは緩やかなのに、なぜ急角度にしたのか解せません。 リーチが長いから余計緩くしなきゃいけないと思うんですが。 この点は始祖のFSAはちゃんと緩いです。
新生3Tは中々良いハンドルラインナップなのですが、これは単にプロへの供給時に 「ショートリーチコンパクト」「コンパクト」「シャロー」「ディープ」「ラウンド」 の最低5種類を置いておかないと、選手が欲しいハンドル形状が無い場合に他社のハンドルを 使われてしまうからだと思います。 後発なので形状が洗練されているのは当然で、フィジークなんかも上手いことやってますよね。
んで、「コンパクト」であるERGOSUMはプロ選手でもあまり使うことがなくなっているので、 そろそろ改善版のハンドルを出すべきではないでしょうか。最低でも肩を緩やかに直せば 支持が増えると思います。
※あくまでも個人の感想ですので、これじゃなきゃダメなんだという方を遮るつもりは全く ありません。
価格評価→★★★★☆ 評 価→★★★★☆
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