購入価格 ¥1480
近所のホームセンターで偶然見つけたひと組。スパイダーマン柄(?)がいかにも自転車にピッタリと思い、手ごろな値段も手伝い買ってしまいました。
クロロプレンゴムを使っている割には見た目がすっきりしています。程よいグリップ感もあります。防寒性はあまり期待しませんでしたが、思ったよりも使えます。耐寒基準は人によってバラバラですが、私の場合、これに最近人気の(?)超極細せんい245本の新感覚手袋のインナーを併用して、-4℃の気温でも大丈夫です。通常は恐らく、単体で+5℃程度からの使用がちょうど良いと思われます。ただし材質のせいなのか、+5℃程度で、気合で走って熱気を帯びてくると、少し蒸れる感じがします。さすがに自転車用途に最適とまではいかないようです。
最近話題の日本手袋工業組合をちょっと調べてみました。
香川県東かがわ市に本拠を置く日本手袋工業組合には現在、100社以上が加盟しているようです。香川、東讃地方は稲作に恵まれない土地で、約400年前に製塩業が、約200年前には、製糖業が起こりましたが、明治に入り、外国産製品の輸入や技術の立ち遅れで衰退してしまいました。このような環境下で、地元で手袋産業の大恩人と言われる、 両児舜礼と棚次辰吉の両名によってもたらされた手袋製造の仕事で地域が再興し、しっかりと根づくこととなりました。そして今では、東かがわ市は、な、何と全国の90%を占める手袋の大産地としての地位を築いているとのことです。
詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.tebukurokumiai.jp/なるほど日本手袋工業組合。
ヒット商品「超極細せんい245本の新感覚手袋」から無名の1LOT生産品まで、本当に多種多様な製品が生み出されているのでしょう。
ということは、私が偶然出会った「スパイダーマン手袋」はもしかしたら、一期一会だったのかもしれません。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★☆☆