購入価格 ￥498
私、人相が悪いらしいんですよね。「らしい」というのは、自覚はないって事なんですけど。
なのでサングラスとか、今以上に威圧感の出てしまいそうなものはズッと避けながらひっそりと暮らしてきたわけです。
とはいえ元々が飛蚊症の気もありますし、自転車はゆっくり走っても時速20キロとかの風圧が目にかかる事を考えて、やむなくアイウェアというものを導入しようかなと考えました。当然クリアーレンズのヤツね。
が、高い。高いね！
未だ震災の借金引きずるオサーンには高過ぎる！
なのでシューティンググラス（射撃用ね）を買おうかなという直前まで行ったわけですよ。アマゾンとかで安いしモノもシッカリしてますので。
しかし、レビューを漁るうちに幾つか見つかったのが
「レンズの下端が頬に当たる」
というコメント。
忘れてた…、私の問題は人相だけじゃなく、金額だけでもなかった…
私は眼鏡等の鼻当ての部分が低く、さらには左右の耳の高さの違いもちょっと大きめで、眼鏡を作る際は毎回結構な直しを行いながらも最終的に納得出来る仕上がりになった事がありません。
正直言って、若い頃に色気を出してサングラスを買った事もあります。
「安モンじゃなきゃ大丈夫だろ」
と諭吉数人を使ったものもありましたが、どれも合わせられずに全部ゴミにしかなりませんでした。
今回はもう
「じゃあ要らない！」
では済まないので、鼻あて部分の調整というか盛りの方法をググりまくりました。えぇえぇ、仕事もせずに探しましたとも。
で見つかったのが、『超多用途 セメダイン スーパーXクリア』。
どこだかのメガネ屋さん（既に失念）のブログにあった方法で、セメダインを鼻あてに盛ってしまうという力技！
さらにここで気付いたのが、一流メーカーのシューティンググラスとカインズの防護グラスが非常に似通っているという事実。
いや、冷静に見れば非常にというよりも、結構というか、それなりに、というレベルなんですが。
失敗しても全然惜しくない金額なので、さっそく買ってきて試しました。
鼻あてにセメダインを出してみると、結構粘度が高いのでそれなりに盛ることが出来ました。
が、粘度が高いとはいえ液状なので、放っておけば流れてしまいます。
なので、独り部屋の中でブツを横にしたり、縦にしたり、逆さにしたり、フーフーしてみたり、五分くらいですかね、それなりに固まるまで。
あとは指でちょいちょいと形を整えて、もう片側の鼻当てに同じ事を繰り返します。
しばらく時間をおいたら実際にかけてみて、鼻に当たる部分や左右のバランスなんかを確認して、また必要な部分に同じ作業を繰り返します。
そうして一晩放置しましたらば、しっかりと仕上がりました。
その後しばらく使っていますが、どれだけの滝汗をかいても全く問題無さそうです。
当初はこの方法で上手くいったら、もうちょっとマシなモンを買ってやり直すつもりでいたのですが、カインズ セーフティサングラスですっかり満足してしまいましたw
元々ポリカーボネイトという素材自体がUVカットの性質を有していますし、形状的にもしっかりと目の周りを覆ってくれています。
停車時は曇る事もありますが、走りだせばアッという間にクリアーな状態に戻ります。交通量の多い道でも危険を感じた事はありません。
通常の眼鏡で雨天時にMTBを走らせた際には、フロントタイヤの巻き上げた泥水が眼鏡の中に入り込む事もありました。
しかし、この製品ではそういった事は一度もありません。
まあ、格好良くはありませんw
しかし、黙っていればそれなりに見えない事もないわけですし、この金額だったら十分ではないでしょうか。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
＜オプション＞
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 g)
