購入価格 ¥8,230 (定価 ¥10,290)
ご参考までに、これまでの冬用グローブ遍歴
ユニクロ指切りフリースグローブミトン付き 約1,000円
シンサレートグローブ(コンビニ購入) 約1,000円
ミズノ ブレスサーモグローブ 約7,000円
1月頃から気温が氷点下を下回りだす、群馬県南部で自転車通勤、山登りをしているが、
冬の一番の問題は手足の指先の冷たさである。
今まで使っていたミズノのグローブは、スポーツ用品店で買った。
スキー用なのかは不明だが、指先が硬くてSTIレバー操作がうまく行かないこともあった。
また、ネックウォーマーを引き上げたり、ジャケットのジッパーをつまむなどの細かい作業が難しく、
結局グローブを外さざるを得ない場面もしばしばあった。
価格は7000円ほどと高かったという事もあり、縫い目から染み込む寒さを感じていたが、
やせ我慢をして使っていた。
「腕を暖めて血液を温める事で、指先の冷たさは少しは和らぐ」との意見を聞いて、
長袖インナーの下にアームウォーマーも併用していたが、指先は限界だった。
この冬、本格的な冬用ウェアを揃えようと、ジャケット、タンクトップタイツと同時購入した。
購入は12月初め。私の住む群馬県南部は空っ風で有名だが、12月の朝の通勤時の寒さは、
たまに氷が張っている程度。
最初に使ったときは、「こんなに柔らかい素材で本当に暖かいのか?硬い素材のほうが密度が高く、
空気をシャットダウンできるのではないか?」と疑心暗鬼であったが、いざ走り出してみると
その暖かさはこれまでのグローブを上回っていた。
1月に入って、赤城山が白くなり始めると、さすがに指先に染み込む寒さが厳しくなってきたが、
信号待ちなどの短い時間でも、脇の下やひざ裏に手を挟んで温める程度で冷えが解消され、
手の感覚が戻って来る。
前のグローブは、グローブそのものが冷え切ってしまい、ぜんぜん温まらなかったが、
このグローブは停止して風を受けなくなると、手を温めてくれるようだ。
以下、パールイズミのHPにある宣伝文句を元にコメント。
「さらに薄く軽量でも保温性の高い中綿を使用することで、一般にありがちなゴワゴワ感を解消」
柔らかく細かい作業もできる。グローブをしたまま携帯電話もいじれる。
「手のひらパッド」
手の平下端、小指側にパッドが付いている。
ここは私の握り方ではブラケットを握ってもハンドルに当たる場所ではなく、無用である。
強いて言えば、落車したときに効果を感じるかどうか。
「フィット感がいいから操作性も抜群。しかも一番暖かい最高級グローブ」
柔らかく細かい操作も可能。しかしまだ寒い。これが最高級とは…。
後は「日本手袋工業組合」に頼らないといけないのか?
グローブ探しは、冬の自転車乗りの永遠のテーマである。
完璧なグローブを見つけるのが先か、温暖化で冬が来なくなるのが先か…。
価格評価→★★★★☆ インナーが必要になるなら、これでは高い。
評 価→★★★☆☆ まだまだ完璧ではない。関東ではぎりぎり我慢できるか。もっと寒いと無理だろう