購入価格 ¥3500くらい
以下のTESTACHエイドアームレビューでmascagni氏曰く、
「ファニーな所があるべき小径車辺りで使用するのはいいと思う。」
まさにその小径車でちょっと使ってみたくなって導入してみました。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=566&forum=19#forumpost6467上記レビューで氏が言われているように、アウターホースの長さ調整は滅茶苦茶シビアでした。本当に難しい。丁度良い長さにできたと思っていたら長すぎて、短くしたら短すぎ、といった具合にアウター1本無駄にしてしまいました。しかも一度アウターの長さを設定してしまうとSTIやエルゴの高低位置調整はできなくなると考えたほうが良いです。グリップポジションが落ち着いていない人は避けたほうが吉でしょう。
ここまではエイドアームについて一般的なお話。
このレバー、期待していたほどの効きはなし。ただし通常のブレーキレバーと比較した場合の話で、低速で街中を走行中なら用を足すと思います(17-8km/h以下なら)。そもそもそうした際(街中で低速走行中に上ハンを握っているときの急ブレーキ)の使用を想定して購入したので、あまり大きな不満ではありません。でも、あくまでも補助。
Cane Creekのパーツは見た目が美しい。これはこの製品の良いところ。
この製品のマイナス面があるとしたら・・・端的に言って、不要かもしれないところでしょうか(おい! 笑) 急ブレーキといっても、たとえ上ハンを握っているときでも咄嗟の場合にはエルゴまですぐ手が伸びるよう条件付けられているので、体がなかなかこのエイドアームを使用してくれません。しかもこのレバーが実力を発揮しそうな低速域なら、なおさらエルゴやSTIまで手を伸ばす時間と余裕が十分にあるかもしれません。
ロード初心者で上ハン中心の女性に贈ると喜ばれる感じのアイテムかも(心理的不安の軽減)。取扱説明書にはシクロクロスとロードでの使用を推奨していました。なお、当然ながらVブレーキには使えません。キャリパーかカンチのみ対応。
サイズはノーマルとオーバーサイズあり。レバーにカーボンを使用した瀟洒な上位モデルもあり、そちらはお値段約二倍、ショップで見かけましたが、カーボン柄がそれほど好きではない私にも美しく見えました。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★☆ エイドアームという存在そのものは★★★☆☆、可もなく不可もなく。この製品自体は、質感などを含めて四つ星。
カタログ重量 87g(ペア)