購入価格 約¥4600(Chain Reaction Cycles)
今まで中型サドルバッグ「SPECIALIZED ダートバッグ」旧モデルを何個か使用しています。
バイクを乗り換える際には中身を入れ替えるかサドルバッグ本体を付け替えたりとちと面倒でした。
当初はTOPEAKのRX、MTXなどのシステムバッグとビームラックの組み合わせも考えましたが、
複数のバイクに決して安価とはいえないビームラックをいくつも装備するのも現実的ではなく、
思案しておりました。
そんな折にこちらを拝見して興味を持ち、リクセンカウルのコントアー各種と比較検討の結果、
このダイナバッグとダイナバッグDXを同時購入しました。
とりあえず、ダイナパックから取り付けたのでファーストインプレッションなど。
まずはシートポストを抜いてアタッチメント「フィクサー7」を取り付けます。
バンドは27.2、31.6、34.9mmの3サイズとゴム板が付属。
私のロードは古いクロモリでシートポストは26.8mmですが27.2mm用で問題なし。
この「フィクサー7」の上下長が約60mm、ロック解除レバーの作動分が40mm必要なので、
私のホリゾンタルフレームでは最下部に取り付けてサドルに干渉しないギリギリでした。
このシートポストのパイプ部は約80mm。
あと10mm未満であれば上げられなくもなさそうですが、やはり開けづらくなるので。
この状態で、中身の出し入れは可能です。ファスナーは全開にしなければなりません。
上面のロック解除レバーを起こし、下部のボタンを押せば本体を簡単に取り外せるので、
大きなモノや上蓋内側のメッシュ収納部の出し入れには取り外したほうが楽ですね。
メーカーサイトでは容量は4L(5.28Lと表記されている場合も)とありますが、
2Lペットボトルなどは1本でさえ到底入りません。
仕切りを外して画像のように500mlペット2本でほぼ一杯です。
構造上、元々のバッグのカタチ以内のモノしか収納できません。
ただ隙間は少なくないので、ギッシリ詰めればかなりのモノが収まりそうです。
マウントもステーも丈夫そうなので、「最大荷重 : 4.5kg」以内であれば大丈夫そうに感じました。
日頃サドルバッグに入れているモノは、
スペアチューブ(2本)、パンク修理キット、携帯工具、予備電池(エネループAA4本程度)、鍵など。
画像では3箇所に仕切って水色のニトリル手袋に入れたスペアチューブを収めてみましたが、
この程度だったら上蓋メッシュ収納部だけでも収まります。
なのでバッグ本体はフリー状態にもなります。
テールライトを装着できるループ(個人的には必須)が付いているので、
サドルバッグで常用しているCATEYE「TL-LD500」を装着。
ちと下向きになってしまうため、脱落防止にとマウントに通したタイラップを切らずに支えにして対処しました。
まだチョイ乗りしかしていないので、特に気になったところはありません。
少なくとも体に干渉することはありません。
レインカバーも付いていますし、後輪からの泥跳ね上げなども防げそうです。
サドル調整時にはちと邪魔になりますが、今までのサドルバッグでもいちいち外さないとならなかったので、
作業スペースは狭いもののむしろ楽に感じます。
装着した見た目は好き嫌いがあるあもしれませんが、個人的には尻上りな感じになって気に入っています。
予め「フィクサー7」を装着してあれば(ちょっと目障りかもしれませんが)複数のバイクで使い回せそうなので、
いろいろ(別のロード、MTBなど)付け替えて使う予定です。
価格評価→★★★★☆(これだったら国内価格でも納得。ただ「フィクサー7」がちと高め)
評 価→★★★★★(予想以上に使えそう)
カタログ重量→500g (実測→失念)