購入価格 ¥ 8000円くらい、国内通販
サイコンは無線式(VDO CYTEC C10+)を使ってから混信のストレスに辟易し、
その後はもっぱら有線式の私。
そのため、心拍計は別途用意することになる。
腕時計式の心拍計 + サイコン の2台体制のメリット・デメリットは-------
○サイコンの選択肢が増える
○トリプルワイヤレスのサイコンよりも安くつく。とくに自転車が複数台あり、
それぞれにサイコンを装着するのであれば、その差はますます大きくなる。
○他のスポーツと併用できる
▲走行中、見るものをひとつにまとめておきたい人は気になるだろう。
▲心拍を見るときに、ポジションによってはいちいち腕を上げないといけない。
--------------------------------------------------------といったところか。
では、当商品MSC - HR20の良い点、悪い点は、----------------------------
○同様の機能をもつ他社モデルと比較すると安価
○必要な機能をひととおり揃えており、機能自体に不満はない
(主な機能:時計、スポーツウォッチ、現在心拍数、平均心拍数、最高心拍数、カロリー消費、ラップの記録、ユーサープロフィル設定、アラーム機能、バックライト、等)
○電池交換、設定が自分で容易にできる。電池は送信機・受信機ともCR2032とポピュラーなもので、100均ショップで入手可能。他製品との使いまわしもしやすい。
○耐久性は充分と思われる。2008年3月に購入、もう少しで3年が経過するが、とくに劣化、故障は見られない。また、きちんと防水もしているようだ。
▲誤作動が多い。新品の時から。
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この誤作動の多さは何とかならないものだろうか。
この「誤作動」というのは、表示されている心拍が突然上昇する状況の事を指している。
例えば、現在の心拍が120だったとして、表示画面は2秒おきくらいに上昇し140→160→180→200→220といった具合にあれよあれよと人体の限界点を突破してしまう。
高架下、車に追い抜かれる、発電所のそばなど、電磁波の影響が多いであろうところで発生するのは許容できる。
しかし、近くに電線も電柱もないような山奥、海岸線、果ては自宅でも発生する。このような、使用状況としては比較的いいと思われる環境で誤作動を起こす割合は、30~1時間に一回といったところ。
また、日によって調子のいい日(誤作動しない日)と悪い日(誤作動しまくり)とがあり、妙に人間的なのも謎なところだ。
少し湿らせてから装着する、湿らせ方を加減する、薄いアンダーウェアの上から着用してみる、などなど、装着の仕方には工夫もしてみたが、それによる改善はなし。
この誤動作のせいで、「最大心拍」の記録は全く当てにならない(一度「220」などを記録してしまうと、それを塗り替えるのは不可能)。
また、平均心拍にも少なからず影響を与えてしまっていると思われる。
キャットアイという会社には、個人的に勝手に「質実剛健」と「自転車パーツ界のユニクロ」というイメージをもっているだけに残念なところ。
最後に、電池交換の頻度。
たまたま送信機(胸に巻く方)の電池交換を日誌につけてたので、正確な年月がわかる。
送信機2009年2月→11月→2010年8月
メーカーは1年、と言っているが、私の場合は9ヶ月周期である。
受信機(時計の方)は記録していないのでよくわからない・・・1年くらいはもってる気がする。
価格評価→★★★★☆(汎用性、基本的な機能に不満なし)
評 価→★★☆☆☆(誤動作が痛い)
<オプション>
年 式→2008年3月購入