モンベル野外活動保険

購入価格 ￥4,270 / 1年 (契約内容によりピンキリです)

引き受け会社は富士火災、アウトドアアパレルメーカーのモンベルが契約者となる団体保険の一種です。ワタシはどちらのマワシモンでもありません、念のため。

自分が怪我して入院したですとか、最悪三途の川を渡ってしまった場合、それがレース等競技中でなければ一般の生命保険で担保されるんでしょうが、サイクリング中に人様に怪我を負わせてしまった場合、あるいは物損事故を起こしてしまった場合は生命保険では役に立たないと思います。ロードバイクで巡航中893のベン○のバンパーにダイブしてしまうとか、飛び出してきたお子様をはねてしまうとか、(考えたくないですが)あり得ないとは言い切れないので、屋外でのレジャー活動中に負ってしまった賠償責任を担保してくれて、なおかつ保険料の手頃なものを探してたどり着きました。

上記のような補償を含む保険は、大きく分けて2種類あるようです。すなわち、野外レジャーに特化したものと自動車保険等の特約として自転車乗車中の事故を補償してもらう契約です。自分が調べた範囲では自転車事故保険として特化したものは片手で数える位しかありませんでした。一方自動車保険特約の方は各保険会社取り扱いがあるようです。ご自分かご家族が自動車保険に加入されている場合は自転車事故保険を探すよりも手軽で好条件な特約をつけられることが多いようなので、契約保険会社に問い合わせてみるといいと思います。私のように、個人で自動車保険に加入していないケースでは、必然的にモンベル野外活動保険のようなものを探す必要があります。

本契約の具体的な内容ですが、補償の幅によって安心プラン・スタンダードプラン・ベーシックプランに分かれており、順番に補償内容が薄くなっていきます。死亡保障・個人賠償(人身と対物事故ともに)はどれを選んでも補償されます。一般保険の死亡傷害と比べると死亡保険金額は最上級の安心プランでも雀の涙ですが、一番安いベーシックプランを選んでも個人賠償1億円というのは魅力に思われました。この保険でも競技中の事故は不担保ですが、自分が一番恐れている週末サイクリング中の事故は補償適用内とうたわれているので入りました。これを基本に、入・通院補償、携行品(私たちの場合は自転車ですね)補償、受託品(レンタル品や他人の所有物)を使用している際に壊してしまった場合の補償、死亡保障の上乗せ等を特約で付けると保険料がつり上がっていく仕組みです。特約についての詳細はここでは省きますが、携行品や受託品の補償は10万円上限なので、あえて付けるメリットは薄いかと個人的には思います。後、死亡補償や入・通院補償は一般の生命保険や入院保険と比べるとお世辞にも好条件とは言えないので、すでにその種の保険に入っている方はここで欲張る必要はないと思います。

あとは、余暇中の事故のみ担保する就業中不担保コースにするか、就業中・余暇を問わず担保する24時間プランにするかを決めれば自分に合ったコースが決められると思います。学生や無職の方、自営業をなさっていて職場と自宅が同じという方は選択の余地無く24時間コースになる模様。ちなみに、保険料は両者で倍近い開きがあります。

自分は就業中不担保、個人賠償1億＋死亡後遺障害250万＋傷害医療50万のスタンダードプランに入りました、入・通院は不担保、補償は被保険者(つまり私)のみではなく、家族も含まれます。さらに死亡傷害保険金と傷害医療を削ったベーシックプランは、\2,000程度からあるようす。このベーシックプランでも個人賠償は上限1億なので、十分そうです。

モンベルのホームページからオンラインで加入できる手軽さはいいと思います。補償条件や保険料も概ね満足ですが、示談交渉の為の弁護士手配や費用は不担保な点が不満と言えば不満です。この種の自転車事故保険はどれもそうなっているようですが、自動車保険の特約ならばこれもカバーされるのが一般的らしいですから、保険会社に頑張ってもらって条件を改善してもらいたいものです。あと、これはもちろん掛け捨てです、所得控除はされると思いますが。もっと条件の良い保険をご存じの方は、ぜひ情報をシェアして下さい。さらに付け加えると、一般道での事故はともかく、マウンテンバイクで山を疾走している時に起こした事故はどうなんでしょうか？スキーやスノーボードは対象に入っているので大丈夫なのではないかと推測されますが、ひょっとすると不担保かもしれません。自分はもうマウンテンバイクに乗っていないのできちんと調べていません(MTB乗りの皆さんごめんなさい)。

富士火災が本当にきっちり補償してくれるのか、はたまた突然破綻・倒産しないかとか、実際の事故対応はどうなのかとか心配し出すとキリがないですし、実際に事故を起こさないとこれらのレビューは出せませんが、リアル事故レビューもセットな訳でこれだけは絶対にしたくありません･･･。

価格評価→★★★☆☆(まぁ、ギャンブルですよね）
評　　　価→★★★★☆(あくまで加入時点で、ですが）

1年前になるが、使う羽目になった。
ジテツウで夜間帰宅途中、路上に放置されたコンクリートブロックに当たり落車。
左手親指の骨折。手術、通院など修理代約30K円の事故。

電話で連絡後、たしか7日後ぐらいで書類が届いた。
対応はスムース。

並の傷害保険は”通院日額　○○円”といった保障だが
この保険の珍しいところは、健康保険外で掛かった費用に対して補償してくれる。

健保と組み合わせると実質負担額がゼロになる仕組み。

夜間の単独事故のため、目撃者も事故証明書も無かったが、
医師の診断書だけで対応してもらえた。
ただ、次回（？）は事故状況の保全をきちっとするべきと思っている。

補償金の支払いもスムースだった。
ただし、治療終了後に領収書を送ってからお金を受け取るシステムなので、
治療中の当座の医療費は必要。
また、領収書は返してくれないので、年末調整するためにはコピーを取る必要がある。

私はほとんど内勤のサラリーマンに付き、就業時間中の傷害保険は無駄と考えるが、
この保険は就業時間外のみの適用が可能で、その分割安である。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★★
＜オプション＞
年　　　式→ 2年目

購入価格 ￥6,430 / 1年 (契約内容によりピンキリです)

正式名称は「モンベル野外活動保険TM（傷害総合保険）」というらしい。私は数年前から利用。ウェブで全ての申し込みが完結するのは勿論、満期が近くなるとメールでリマインドしてくれるので更新忘れもなし。

つい先日も満期のお知らせが来たので、同じプランでそのまま更新した。私が加入しているのは「スタンダードプラン B033 24時間補償(A)コース」という商品（商品番号は今回ちょっと変わったが内容は以前と同じ）。

この商品の場合、死亡・後遺障害200万円。傷害医療費用50万円。個人賠償責任が1億。救援者費用等補償500万円。というシンプルなもの。私の場合、自転車に起因する事故で自分が怪我をしたり、死んでしまった場合どうしよう、ということよりも、

「万一自分が加害者になってしまった場合どうしよう」

という問題をクリアすることが目的で加入したので、自然と個人賠償責任を重視し、それ以外は優先度を落とすという方向で選定した。モンベル野外活動保険はどのプランでも個人賠償責任は1億円というのがわかりやすい。

実際に事故にあってモンベル野外活動保険の保険適用を受けたことがないので、その意味での「使用感」をレビューすることはできないが、選定の際のメニューのわかりやすさ、内容については、まあまあという印象。

「安心プラン・スタンダードプラン・シンプルプラン」という大きく分けて3つのカテゴリーから成っていて、「安心プラン」は入院・通院保険金、傷害医療費用と携行品や受託品の賠責がつくいわば「フルコース」。「シンプルプラン」は私が加入している「スタンダードプラン」から傷害医療費用をとっぱらったもの。本当に自分自身の怪我の治療についてはどうでも良いということであれば、「シンプルプラン」を選択するのもありだろう（「スタンダードプラン」に比べて年額2500円程度安くなる）。

これらの3つのカテゴリーがさらに細分化されていて、その中から希望のプランを選択、という方法。以下のページに表がある。

http://hoken.montbell.jp/about/activity.php

大きいプランの選択が決まったら、次に考えるのは「就業中対象外」にするか「24時間補償」にするか、である。例えば自転車通勤時に事故をおこしてしまった場合、あなたの会社はその事故をカバーしてくれるか。あるいはお昼休み時、こっそり愛車で近所のワイズロードを物色に行く途中誰かに怪我をさせてしまったり、クルマにはねられた場合、あなたの会社は面倒を見てくれるか。または加入中の別の保険でカバーされうるか。等を考慮すれば、自ずとどちらを選択すれば良いか見えてくるだろう。私は安心を考えて「24時間補償」を選択。

商品説明はあまり面倒臭いとは感じないものの、個人的にはこれ以上複雑な内容になったり、ページが複数にわたったりすると、それだけで契約する気持ちをなくしてしまう。

価格的にはこんなものかな、とも思うが、ここ数年様々なアウトドア／自転車保険商品が各社から続々と登場しており、もしかすると同じような内容でもっと安いものがあるのではないかという気になる。というわけで、これまで3年更新にしておいたのを今回は1年更新にして様子見をすることにした。

今回の更新で少し不満だったのは、保険内容が同じなのに保険料が300円値上がりしていたところ。消費税分上がったのだろうか？

支払いはモンベルサイト上でクレジットカードで。確かだいぶ前にモンベルサイトが数年前にハッキング被害を受け、クレジットカードでの更新ができず、銀行振込になったことがあったような記憶がある。現在はそういうことはないようだ。

ユーザー目線からすると、保険商品というのは「最初が肝心」なのだろうと思う。更新手続きが簡単な場合、他社に乗り換える気持ちはあまり起こらない。ただし他社に比べて保険料が半額で済むような場合は話が別になる。次回はそういうお得な保険が何かないか一度調べてから選定するつもりだ。

事故後にモンベルがどのような対応をしてくるかについては上のnaniwa_akindo氏のレビューが詳しい。とりあえずスムースな対応らしい。

ところで数年前にはじめて自転車保険に加入した時、なぜ私は「モンベル野外活動保険」を選んだのだろうか。正確には覚えていないが、当時まだアウトドア活動に特化した保険というのは多くなかったと思う。オンラインで申し込みが簡単に完結するのも魅力的だった。現在はたぶん選択肢がかなり増えているのではないだろうか。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★★☆　加入に関して特に大きい不満はないが、私が必要と考えている保険内容なら他社にもっと安い商品があるかも。事故後の対応については不明。

モンベル野外活動保険 シンプルプラン C022 就業中対象外コース
（現在は販売していませんが、C032に相当します：2014/06/02現在）

購入金額：24,600円（5年）
加入：2013年9月

■保険の選び方
保険を選ぶ基準は考慮する事項が非常に多いので困るところです。僕が考えた基準を書いておこうと思います。

○ブルベに参加するのに必要な保障
私はブルベをやっていますので、ブルベに参加するための保険基準を満たすために
・ブルベ走行中の事故を保障
・死亡保険金500万円以上
・個人賠責1億円以上
を基準にしました。なお、ブルベで使える保険はこちらのサイトが詳しいです。
http://togetter.com/li/581028

○ケガ、入院保障
これは、別に医療保険に入っているかどうか、また、保険の目的として保障を求めるかによって違うと思いますが、私の場合は「ブルベに参加するのに必要な最低限の保障」を目指したので、
「ケガ、入院保障は不要」
としました。

○保障する範囲
大きく分けて、自分、他人、他人の物、自分の物の4つがあると思いますが、僕は
「自分は最低限、他人は最大」
で行きました。

■プランのわかりやすさ
http://hoken.montbell.jp/about/activity.php
が公式ページだが、モンベルの保険プランは大きく分けて

・シンプルプラン（死亡・後遺障害、個人賠責、救援者費用）
・スタンダードプラン（シンプル＋ケガ）
・安心プラン（スタンダード＋入院、通院、携行品、受託品賠責）

の3つとなっていて、非常にわかりやすい構成になっています。
これに、保証期間（1年、3年、5年）と、保障時間帯（24時間か、就業時以外か）を組み合わせると、最適なプランがわかるという構成。私はサラリーマンなので通勤時は労災で保障されるので、就業時対象外、のコースに。自転車通勤がNGとなっている会社の方は労災でおりるかどうかわかりませんので、念の為に24時間にするという方もいるようです。

■事故時の対応
実は私、この保険に加入後に追突事故を起こしました。停止した車に追突し、車のブレーキランプ（一体型）を破損。代車代金を含め40万円程度の被害。物損事故です。

モンベルのHPから被害報告を行うと、翌日には（モンベルの保険は富士火災のOEMなので、富士火災から）電話がかかってきました。その後、先方の電話番号（伝えていいという許可をもらっていた）を富士火災の担当の方に伝え、事故時の状況説明といくつかの書類のやりとりが担当者とあった以外は、先方の主張を聞く、同じような事故の判例を探してもらう、先方の修理代金の見積もりをとってもらう、など、すべて富士火災の担当の方にやっていただけました。自動車を持っていないため、自動車保険の対応と比較することはできませんが、対応には安心感がありました。

実はまだ先方とのやりとりは完了していないのですが、先方との責任割合の交渉もしていただきました（うまく行きませんでしたｗ）し、満足です。

入るときに気づかなった利点としては
・HPで事故報告ができる
・示談サービスがある
といったところでしょうか。

価格評価→★★★★☆ （すでに元をとってしまった・・・が、安さだとほかにありそう）
評　　　価→★★★★★ （事故時の対応などは非常に安心）

購入価格 ￥7490
　　　　　　　シンプルプラン　C023　３年間

ロードの乗り出してから自転車保険が必要になり、
近所のモンベルさんでいろいろ購入していまして、
野外活動保険に自転車が適用しているということがわかり、
保険に加入しました。

すでに何件かのレビューがあるので
それ以外の内容を、モンベルさんに質疑してみました。

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趣味で自転車（MTB・ロードバイク）をしていまして、
２年前ぐらいに、この保険に加入する際に、
「この保険でどこまで保障されるか？」を問い合わせまして
「自転車に限り舗装路に限られる」と回答をいただきました。
そこで、再度確認の意味で、もう一度質疑をしたいと思います。

①自転車（車種を問わず）、舗装路において
走行中に事故が発生した場合、補償されるのか？

→補償の対象となります。

②自転車（車種を問わず）、未舗装路および山道において
走行中に事故が発生した場合、補償されるのか？

→ダウンヒルなどは明らかに危険な行為となり（故意または重大な過失、自殺行為）
補償の対象外となります。

万が一事故が起こった場合は、その事故が保険の対象となるかどうか、保険会社が調査・判定いたします。
山道などの走行に関しましては、明らかに危険とみなされる場合があるため、補償はされないとお考えいただければと存じます。
そのため、「舗装路が補償対象です」とご案内いたしておりますが、例えば、一般道で道の継ぎ目に一部未舗装部分があり、
そこで事故が起こった場合（転倒したとか）などは、補償の対象であるとお考えいただいて結構かと存じます。

③自転車レースおよび走行イベントにおいて
走行中に事故が発生した場倍、補償されるのか？
舗装路と未舗装路にて条件はかわるのか？

→レース、および、イベントにおきましては、
プロの方（職業とされている方）は補償対象外ですが、プロでない方は補償の対象となります。
舗装路と未舗装路に関しては先の回答と同じとなります。

④キャンプツーリング中の夜営時の
自転車に乗ってない間の事故は、補償されるのか？

→ケガ（急激かつ外来の偶然な事故）でしたら、プランによって補償がついているもの
（傷害医療費用や入院・通院保険金日額）であれば、自転車に乗車中でなくとも補償の対象となります。

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上記の質問をしまして、
基本的に舗装路は車種を問わず自転車事故は補償される
（故意または重大な過失および自殺行為以外）

山道や林道では、補償の判断が難しいので
それをメインにＭＴＢ乗ってる方はこの保険はオススメできません。
ただ、キャンプ時等の野外活動時の事故や災害は保証してくれます。
ですので、アウトドアが好きで”自転車乗らない方”は、
加入されてもいいかと思います。


最近は自転車事故による賠償が９５００万になるケースがあります。
（過去最高額だそうです）

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●当時小学校５年生だった少年（１５）が乗った自転車と歩行者との衝突事故　めぐる損害賠償訴訟で、
神戸地裁は、少年の母親（４０）に約９５００万円という高額賠償を命じた。
５年近く前に被害に遭った女性（６７）は、事故の影響で今も寝たきりで意識が戻らない状態が続いているだけに、
専門家は高額賠償を「妥当」と評価する。

●大阪地裁が８年１０月、夜間に無灯火で自転車を運転していた男性が、
短大　非常勤講師をはねた事故で、男性に損害賠償２５００万円の支払いを命じるなど、
自転車事故による高額賠償命令は以前から出されている。　

●横浜市金沢　区で携帯電話を操作しながら、
無灯火で自転車を運転していた女子高校生が女性に追突した事故では、
女性は歩行困難になり、看護師の職を失った。横浜地裁は１７年１１月、
女子高校生の過失を認め、５千万円の支払いを命じた。

上記の記事は、下記のＵＲＬより転載
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130713/waf13071312010019-n1.htm

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事故が起きてからでは遅いので
事故を未然に防ぐ為の運転や安全装備を整えるのはモチロン
万が一に備えて、自転車保険の加入が
必要ですね。

価格評価→★★★☆☆
　（さまざまなプランがあるので自分にあったものをチョイスできるのがポイント）
評　　　価→★★★★★
（最大１億円の賠償があるので、まずは安心できるはず）