ゴールデンダンス 骨伝導ヘッドフォン
購入価格 ¥6,444 (Amazon)
『骨で聴く』次世代ヘッドホン・骨伝導ステレオヘッドホン
耳をふさがず疲れにくいため、難聴防止になりますよ。
という触れ込み。
シティサイクルなどでまったり走る時に音楽を聴きたいが、
オープンエアータイプであっても走行中に耳を塞ぐのは
怖いので、もしやこれならイケるか?と気の迷いで購入。
○耳を塞がない
○防水
●高い
●音漏れ
頬骨の耳に近い部分に当てると、これが吃驚!?意外なほど
にクリアな音が聞こえる。なるほど骨伝導!大した物かもと
思わせる。(以前携帯電話でも有ったやに記憶している)
------------------------------------------------------------
【骨伝導の常識を打ち破る高音質】新型の骨伝導振動子が、
高音から低音までの幅広い音域をカバーする豊かな音質を
可能に!従来の骨伝導では再現が難しかった「リアルな音」
「生きた音」にこだわりました。(メーカー談)
------------------------------------------------------------
たしかに使ってみると怪しげな見た目に反して意外なほど
よく聞こえるが、さすがにそこまで良い音質とは思えない。
何より走行中に使うにあたって致命的なのは、誰もが想像
できるあろうと思うが「風切り音で聴こえ難い」という点か。
これはシティサイクルでのんびり走っても避けられない。
風切り音に負けぬようボリュームをどんどん上げて行くと
外界に対する注意力が散漫になり、音漏れが酷くなる上に
当然ながら携帯音楽機器のバッテリーの減りが早くなる。
超小型のアンプも購入して試してみたが、多少の改善が
見られるのと引き換えにあれこれ取り回しが悪くなった。
丸洗いできるほどの防水性はポイント高し。
(但し携帯音楽機器側の保護を忘れずに)
もし難聴防止が確かならば、その点もポイント高し。
自転車用の設計ではないがヘルメットとは干渉しない。
(但し眼鏡やサングラスのツルは形状によっては干渉)
コードは相応に取り回しに工夫がされているようだが、
頻繁に後方確認する自分には少々邪魔に感じる。
結論としては「まぁ使えないことはない」という感じか。
やはり走行中に音楽を聴こうというのは少々無理がある。
耳を塞がないため周囲の音が普通に聞こえる点は流石だが、
曲がりなりにも音楽を聴いているので、注意力は低下する。
イヤホンに比べればマシだが、安全性は損なわれるだろう。
携帯アンプまで用意してしまったので自分は使っているが、
この製品単体でも安い物ではないため正直お奨めできない。
価格評価→ ★★☆☆☆ (やや高い)
評 価→ ★★★☆☆ (まぁ使える)
年 式→ 2009年
カタログ重量→ 35g (実測重量33g)