購入価格 中古でフレーム単体で3万。当時の完成車で22万
ホイールはカンパシロッコ、コンポは77系デュラ、クランクだけは現行アルテでの使用
当時のトレック、唯一のバックカーボンだったバイク
ZR9000+OCLVカーボンのハイブリットバイクで素材的にはトレックというよりクラインっぽさを感じる
溶接は非常に綺麗で、カラーリングも派手すぎず地味すぎずバランスのいい配色
あとランス時代のトレックだったからか、今も珍しいレバー台座が付いているので、もったいないと思い左をWレバー仕様にして使っている
あと何故かダボ穴は無いのにエンド部にキャリア用の穴が空いているのは不思議でならない
貧脚なのか固いのか、多分前者だが登りで調子に乗ると足が売り切れ状態になりやすい
逆を言えば良く進み、私程度がもがいてもびくともしない
一般的に言う「剛性が高い」とはこういうことをいうのだろう
しかし登りに関しては重いギアで踏むよりも軽いギアでくるくる回した方が進むらしく、私は重いギアで踏む為その恩恵を授かってないらしいが、それでも良く進む
振動吸収性はバックカーボンだからか、突き上げ感も少なく荒れた路面でも楽とは言わないが楽に走れる
100kmほど走ってもお尻や手の痛みも少なく、まだまだいけるぞという感覚になれる
難点はフォークの剛性が微妙なところ
低速で下りのブレーキングをするとブルブルとフォークが震えるのは正直怖い。見た目はいいのだけれど……
全体的に非常にバランスの良いフレームで、どちらかというとレース向きか?
だがもう売っていないので非常に残念である
価格評価→★★★★☆(完成車でも買ってもいいぐらい)
評 価→★★★★☆(フォークがちょっと残念だが他は素晴らしい)