エンゾ早川 ロードバイクに乗るときに読む本
購入価格 ¥1,300
趣味分野に特化した、実用書シリーズ「趣味の教科書」の ロードバイク版。このシリーズは一冊ごとに異なる色の表紙であり それらが店頭に並んでいる様子は、実に華やかです。
「趣味を始めたいけれど、どうやって始めたらいいのか分からない」 「始めてみたのはいいけれど、分からないことだらけ」 ――そんな初心者の方をサポートします。との事。
この本は「初心者が最低限抑えておくべきポイント」と 「ちょっと初心者向きとは言えないポイント」 「ロードバイク乗りが当たり前に踏まえているマナー」と 「著者が個人的に強く感じていること」 これらが混在しています。
白黒がはっきりしているというか、著者がよく感じてないものに対しては 強い調子で批判されています。そして、はっきりとした断定形。
数あるロードバイクに関する本の一つとして見なせば、 こういう辛らつな本も有りだとは思います。 混在しているとはいえ、選び方から整備、乗り方までフォローされているので。
「これは私の考えるスタイルだ。こういう人や物は駄目。論外」
冒頭に書いたように、ロードバイク初心者向けの看板を掲げて 書店店頭に他の「初心者向け実用書」と一緒に並んでいるわけで、 一冊目として手に取った初心者の方がどういう印象を抱くかまでは… 正直分かりませんが、文字通りゼロから始める初心者にマッチする内容の本は 他にもあると思います。
価格評価→★★★☆☆(写真がふんだんに使われている割にまずまずの価格だと思います) 評 価→★☆☆☆☆(初心者向け、というフレコミとの乖離が気になります)
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