皆さんアンケートへのご協力ありがとうございました!
今回は回答者数がなんと600人を越えました。この調子だと近日中に「サイクリスト1000人に聞きました」という調査ができそうですね。
皆さん、1000人のサイクリストに聞きたいことがありましたら、infoあっとcbnanashi.netまでお便りを下さい。可能であれば次回以降のアンケートに盛り込みたいと思います(アンケート案は常時募集しています。宜しくお願いいたします)。
さて、今回はサドル特集でした。いつものように順番に結果を見ていきましょう。
「現在愛用中のサドルのメーカーを教えてください」(投票者数=630人)
上位は上から順に、以下のような順番となりました。
Selle ITALIA→Selle San Marco→fi'zi:k→VELO→SPECIALIZED→Selle SMP
老舗のセッレイタリアが強いですねー(ちなみになぜ日本では「セライタリア」と発音するようになったでしょう)。サドル界のベンチマークと言っても良いでしょう。服ならパール、タイヤならミシュラン、サイコンならキャットアイ。同じような意味で、サドルならセッレイタリア。と言えるようです。ただ、サンマルコユーザーもかなり多いです。三番手のフィジークについては、アリオネで人気が爆発したのは記憶に新しいところです。VELOの健闘も見事ですが、サドル専門ではないスペシャライズドが5位につけている点は大いに評価すべきでしょう。私もむかしMTBに乗り始めの頃、BGサドルには大変お世話になったものです。
[クリックで拡大・縮小します]「次のサドルの中で、あなたがメインで使用中のサドル形状はどのタイプですか」(投票者数=498人)
この設問も、無難なチョイスを知る上での参考となるでしょう。穴あきではないスタンダードな平べったい形状のものを使用されている方が大変多いようです。エンゾ早川氏は「穴あきサドルのような色物は認めない」といったことを著書の中で書いていますが、36%もの方が穴あきを使用しています。サドルに権威なし。誰が認めようと、認めまいと、自分の尻が好めば良いサドル。そういうことでありましょう。
[クリックで拡大・縮小します]「あなたのにとってのサドル、それは・・・」(投票者数=386人)
サドルというと、大変深い思い入れを持ってしまうのかなと思いましたが、そうでもないという方々が多勢を占めました。これは恐らく、サドル選びにあまり苦労されたことがない方々でしょう。約4割弱のユーザにとってサドルが大変大切なものであることが伺えます。奥さんや夫、恋人よりも大切であると答えた方々もいらっしゃいます。それはそれで、お尻以外の別の問題がありそうですね。
[クリックで拡大・縮小します]「以下のサドルの中で、気になっているので試してみたいものを教えてください」(投票者数=328人)
やはりSMPが気になるという方が多いようです。SMPのサドルは雑誌でも話題ですよね。ちなみに管理人もstrikeシリーズの愛用者だったりします。次点でタイオガ・スパイダーとBROOKSの皮サドル。私も両方気になります。タイオガ・スパイダーは他のどのサドルともデザインが違うし、全く違う設計思想から生まれているように見えます。非常に独創的かつ革新的だと思います。乗ったことがないので評価はできませんが、試してみたい。そう強く思わせる製品です。最近は形状が変更されてツインテールになったと聞きます。一方、本皮サドルはカスタムフィットのサドルということも言えますよね。数十年前の自転車選手はレザーのサドルを大事に育てていたと聞きます。手入れが大変そうですが、馴染んでくると大変愛着が湧くことでしょう。
タイオガ・スパイダーとBROOKSユーザーの皆さん、ぜひレビューをお願いします!
また、AX LIGHTNESSも気になりますが、どうやらCBNANASHIサイトの訪問者には、ユーザーはいないようです。大変高価なので、仕方ないかもしれませんね。本当にプロ向けの製品なのでしょう。
[クリックで拡大・縮小します]「サドルについてのあなたの意見を教えてください」(投票者数=460人)
これは結果がバラけました。穴あきがいいという人、穴あきでなくともいいという人、お尻が動かないほうがいいという人、お尻を動かしやすいほうがいいという人、本当に十人十色、十人十尻です。ただし、柔らかいサドルより硬めのサドルのほうが良いようです。実際、スポーツバイク初心者は「こんな硬いサドルには乗れない」と漏らし、より柔らかいサドルを探す傾向があるようですが、必ずしもサドルの「硬さ」が痛みに繋がっているわけではないので、その点も考慮されてみては如何でしょう。
[クリックで拡大・縮小します]さて、今回のアンケートは如何でしたでしょうか。
近日中に第8回アンケートを実施しますので、ご期待ください。
皆様、あらためてご協力ありがとうございました。