購入価格 約¥6,000-(本体+別売り気圧計付きホースヘッドTRK-RP03+別売りホルダーTPD-2C)
ミニモーフ本体の使用感については他の方の通りとなります。私はオリジナルのミニモーフに、別売りの気圧計付きポンプヘッドTRK-RP03を付けましたので、その感想となります。
非常に小さいながらもポンプを立てながら空気を入れる事ができるので、他の携帯ポンプよりも遥かに楽に入れられますが、より正確に空気を入れたい、と思い、ウェブ上で情報を仕入れて作成しました。気圧計付きポンプヘッドのTRK-RP03はもともとロードモーフ用の補修部品扱いのようですが、ミニモーフのホースとほぼ同じという事もあり、ミニモーフにも取り付けができます。
取り付けも簡単。オリジナルのヘッド+ホースを外し、TRK-RP03のホースを適切な長さで切り本体に取り付けるだけ。工具はホースを切るカッターだけでOKです。装着の仕方についてもウェブ上に情報があります。ただよく分からなかったのが小さいOリングが補修部品として付いてきた事... どこに付けるのわからなかったので装着しませんでした。(装着しなくても空気漏れも無くきちんと使用できました)
ポンプヘッドがやや大きめですが、別売りホルダーのTPD-2Cを使用し、ボトルゲージホルダーに装着してもクリアランスは十分確保され、通常巡航・ダンシングなど、試走した限りでは足にあたる事は一切ありませんでした。ただし見た目はそこそこ存在感があります。
気圧の数値も携帯ポンプの気圧計にしては満足行くレベルではないでしょうか。タイヤに7barまで空気を入れ、別の気圧計で計ったところ誤差は0.2bar程度で、出先での緊急用としては必要十分です。ただ、目盛りの動きがなめらかではなく、ポンピングをしている最中、5.5barで動きが固まった目盛りが突然6.5barまで飛んだ時はおどろきました。どうも5bar前後よりも高い気圧に達すると、目盛りの動きが渋くなるようです。これから何度も使っていけば、高気圧でも滑らかに動いていくのかもしれません。
気圧計をつけたからといって重宝する、というほどではないとは思うものの、ロングライドなどでは、具体的な数字が見える道具があるというのは精神的な安心感をもたらします。
単体の気圧計を携行するよりもかさばらないですし、携帯ポンプに付いていれば荷物も少なくてすみます。私のような携帯ポンプでの空気入れが苦手な方や、どれくらいまで空気を入れればいいのかよくわからない初心者などには、ちょっと高くつきますけど十分お勧めできる改造例だと思います。
価格評価→★★☆☆☆(ちょっと高め)
評 価→★★★★☆(その代わりに安心感をゲット)