購入価格 ¥3,391
フロアポンプのように立てて使える携帯ポンプ。
TOPEAKには、このモーフシリーズとして、ロードモーフ、ターボモーフ、マウンテンモーフがあるが、
その中で一番コンパクトに作られている。
米仏両用。バルブ芯押しと口金パッキンを引っくり返すことで対応する(他のTOPEAK携帯ポンプと同様)
実際使ってみると、確かに普通の携帯ポンプよりは力をかけやすく遙かに入れやすい。
ただ、それは携帯ポンプとして見た場合である。
当たり前であるが、モノ自体が小さいので、一回当たりのエア吐出量は少なく、ポンピング回数は必要。
100回で7.5barと言うところだろうか。それでも携帯ポンプとしては最優秀の部類に入るが。
又、立てられると言っても、折り畳み式台座部分は小さく、安定感には欠ける。
よく「フロアポンプを買わなくても、これ一本で間に合いますか?」と訊いているロード初心者の方がいるが、
亀田三兄弟と範馬勇次郎くらいの違いがあるので、素直にフロアポンプを買うべきである。
ややネガティブな部分をレビューしてしまったが、基本的にはいいアイデアであり、
又、実際他の携帯ポンプよりも入れやすい点は大いに評価したい。
ところで、このポンプの携帯の仕方。どうしているだろうか?
一般的には、付属のホルダーを使ってトップチューブにぶら下げる、あるいはバックパックに突っ込む、なんてところか。
自分が選んだのは、ダウンチューブ裏側にホルダーを使ってぶら下げる?やり方(写真参照)
ここは意外と穴場で、ドロヨケを装着する時以外、使われていないことが多いデッドスペースである。
ミニモーフはここにぴったりハマる。
但し、シフトワイヤーの取り回しとホルダーの状態によっては、ホルダーがワイヤーに当たることもある。
この写真も実は当たるスレスレ(一応当たる部分にグリスは塗ってあるが・・・)
そこら辺は上手くクリアランスを取れるか確認する必要がある。
あと、雨中走行をされる方は止めておいたほうがいい。理由は書かなくてもお分かりであろう・・・
価格評価→★★★★☆ 他の携帯ポンプにアドバンテージを持ちながら同等の値段ですから。
評 価→★★★★☆ ネガ部ひいて星4つ。