購入価格 $55(2本、米Amazon、アメリカ国内への送料込み)
10月から4月までほとんど雨というアメリカ北西部に住んでいます。
今年の4月頃に購入し、クロスGiant Escape Cityで片道5km(そのうち半分は坂道)の通勤に使ってきました。
このタイヤの良さを確認できたのは10月を過ぎて雨季に入ってから。グリップが良く、濡れた路面でもスリップしづらく、しかも乗り心地がいいという、本当に通勤に適したタイヤで、重宝しています。
まず購入の経緯から。
今年3月に「自転車通勤を始めよう」とのことで自転車(Giant Escape City)を買いました。
そして評判の高いシマノのホイールWH-6700が、Merlin Cyclesで前後セット送料込みで$291なのを発見し、購入。
Giant Escape Cityに付いてきたタイヤは32Cで、推奨25CまでのWH-6700用にとタイヤを検索。2chやAmazonの情報を元にRiBMo PTに決めるも、「通勤用だから」と強引に28Cを購入。事前にYahoo知恵袋でWH-6700に28Cを使ってる人がいるとの情報を得ていたので、これはこれでOK。
が、しかーし、ただですらタイヤをはめにくいWH-6700に、これまたはめづらいと評判なRiBMo PTを、しかもオーバーサイズな28Cを選んだため、人生最初のタイヤ交換はかなり困難を極めました。
が、Kool Stop Tire Bead Jack (
http://www.amazon.com/Kool-Stop-Tire-Bead-Jack/dp/B001AYML7K/)というタイヤをはめるツールの力により、何とかタイヤはめに成功。
で、とりあえずしばらくこれで通勤することになりました。乗り心地はいいし、バンバン小石をはじいてくれるので、パンクの心配もなさそうでそれなりにまあ満足していました。
タイヤにはMade in Japanって書いてあるのに、なんで日本とアメリカでこんなに価格差があるんだ?と疑問に感じましたが、まあラッキーだったということで…。
それから少しして、会社の近所の自転車屋さんでPanaracer Pasela TG 23Cが2本で$28で投売りされているのを発見。PanasonicではなくNationalとなっていたが(長い間売れ残ってたんでしょうね)、思わず購入。
しばらくRiBMo PTの代わりに使っていました。
これで気づいたのが、Pasela TG 23Cの方が圧倒的に軽いため、帰宅時の上り坂がずいぶん楽になったこと。しかし同時に乗り心地が悪くなったため、「う~ん、どうしようか」と考えました。RiBMoは結構重いんですね。
で、色々試した結果、
・前: Pasela TG 23C
・後: RiBMo PT 28C
がベストではないかという結論に達しました。
まず乗り心地の大半は後輪に大きく左右される。前後RiBMoと後ろだけRiBMoを比べても、それなりに乗り心地に差はあるものの、そんなに大きくはない。
しかもRiBMoはグリップが良く、前後Paselaの時と比べても、上の組み合わせは上り坂でもそれ程しんどさが変わらない。若干重くなるが、グリップのおかげで結構ぐいぐいと登ってくれる。結局上り坂での楽さを損なわず、乗り心地の良さをキープした絶妙な組み合わせということで、大変満足していました。
そしてRiBMoの良さが再認識されたのが10月以降。
雨が多くなりスリップの危険性が増えてきても、後輪RiBMoのおかげで何度か危ない目をくぐり抜けてきました。通勤の半分は大通り(車は時速80kmぐらいで走ってる)の端を走るので、こけるとまじで命にかかわる。それを何度かこのRiBMoはセーブしてくれたと思っています。
近くに砂利採石場はあるし、工事現場もあるので、かなり砂利やらなんやらが道に落ちています。雨の日はそういうのでスリップしそうになるのですが、RiBMoは何度か持ちこたえてくれました。
11月にUniversal Cyclesの店頭セールで買ったUnoのカーボンシートポスト($20)のおかげ乗り心地もさらに良くなりました。
私の住んでる所ではしばらくこのRiBMo PT 28Cは手放せないでしょう。
価格評価→★★★★★(この値段で買えるなら)
評 価→★★★★★(通勤用途としては秀逸)
<オプション>
年 式→2012
カタログ重量→ ?g(実測重量 ?g)