購入価格 1本¥3500
安心と信頼のコンチネンタルが誇るフラッグシップモデル。
タイヤは消耗品なのでケチって安いのを使いがちだが、走行中路面と接しているのはタイヤだけ。
ライダー→ペダル→クランク→チェーン→スプロケ→ホイールと伝わるパワーを最後に路面に伝えるのがタイヤであり、
路面の情報をホイール→フレームorフォーク→サドルorハンドルを経由し伝えるのもタイヤ。
タイヤはライダーと路面をつなぐ唯一の窓口である。
高価なパーツを惜しみなく使ったバイクなのにタイヤがあまりに安物なのは、
明晰な頭脳を持っているにも関わらず他者と意思疎通できない人のよううなもので、性能をを存分に活かせず勿体無いし、滑稽ですらある。
タイヤの5大要素は「重量」「グリップ」「抵抗」「乗り心地」「価格」だが、
価格を犠牲にして他4つの性能を高い次元でバランスさせたレーシングタイヤに交換するとあまりの変化に驚く。
そして、もう重くてゴツゴツして滑る安物タイヤには戻れなくなる。
以上、能書き。
コンチネンタル大好きな私の偏見が若干混じったレビュー、はっじまっるよー
同じコンパウンドを使うAttack&Force
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5099&forum=42は以前使ったことがあるが、フィーリングはほぼそれに同じ。
安いタイヤと比べると、路面から伝わる細かな振動を吸収してくれるので、
いつも走る道の舗装が良くなったような錯覚。
グリップも抜群で、絶対的なグリップもさることながらグリップ感を掴みやすく、峠の下りコーナーでも安心。
私がコンチを崇拝する理由はこのグリップ感にある。
タイヤが滑ったことは多々あれど、落車に至ったことはただの一度もない。
今まで、コンチ3セット、ミシュラン2セット、ヴィットリア1セットを使ってきた。
これだけコンチに偏ってるのに、コケるときは他メーカー。
他社製品を試してみて、落車して、次のタイヤがコンチネンタル製品になるというのを繰り返している。
これで耐パンク性も高いのだから、性能については全く不満がない。
Attack&Forceを買ったときは、前後タイヤで役割も減り方も減る速さも違うんだから別にすべき!というスタンスだったが、
前後同モデルの場合は一定距離ごとにローテーションして長く使えるというメリットがある。
タイヤトレッドに摩耗を知らせるための丸い窪みがあるが、4000km走ってもまだ使えそう。
レーシングタイヤの中では、トレッドの耐久性はかなり高い方ではないだろうか。
ただコンチネンタルのロードタイヤ全般に言えることだが、
ある程度使っているとリム付近のタイヤサイドがひび割れてほつれてくる。
スプロケに絡まったりすると厄介なので、これはいただけない。
また、精度に難があるのか、タイヤ自体が微妙に縦に振れている。
走る上で不具合は感じないが、あまり気持ちのいいものではない。
推奨空気圧は8.5気圧まで。
体重64kgだが、フロント7.5気圧、リヤ8.0気圧で使っている。
空気圧を高めにすると峠の下りを走りやすくなる。
直感と逆だが、FRともに0.5気圧上げたところ前輪からスリップダウンしそうな感覚が薄れたのだから不思議。
価格評価→★★★★☆ 3500円なら。
評 価→★★★★☆ サイドが痛むのはどうして…
公称重量205g
実測重量219g