購入価格: ¥669 (税込) ※ヨドバシ.com
標準価格: ¥702 (税込)
『つや出し、汚れ落とし、保護の効果が高いワックス。コスパが高くておすすめだが、容器を落とさないように注意』
■フレームやパーツのつや出し、汚れ落とし、保護に最適
私は自転車用のワックスにブリジストンのポリッシュ100を使っている。私が主に使うのは洗車後で、フレームやパーツに少しつけて磨くと輝きが増す。汚れ落としとしての性能も優秀で、洗車では落としきれなかった黒くこびりついた汚れも落ちる。白いアウターケーブル等もきれいになる。
コーティングの効果も高い。以前、洗車後にワックスを切らしてしまい、洗車後ワックスをかけない状態で川の土手を走ってしまったことがある。するとフレームに砂埃がたくさん張り付いてしまった。このワックスをかけておけば、砂埃が吸着しても手で払って落としやすい。
ここまでは以前投稿した内容とほぼ同じだ。今回はこのワックスの裏技的な使い方と注意点について投稿したい。
ブリジストン ポリッシュ100 cp1
■バーテープやサドルの汚れ落としの最終手段
私はメンテナンス中にチェーンオイルで汚れた手でバーテープを触ってしまったときに、ポリッシュ100を布にちょっとつけてバーテープの汚れを取る。中性洗剤で落ちないような黒いシミでも、このワックスをつけて擦ればきれいになることが多い。
また、サドルに付いたジーンズの染料も落とすことができた。洗濯用の洗剤では落としきれなかったので、サドルが白くなってくれて一安心だ。バーテープ同様、サドルの黒いシミや誤ってつけたチェーンオイルの汚れを落とすこともある。
私が使用した範囲においては、このワックスのバーテープやサドルに対する影響は特に感じない。VELOのサドルの合皮、fi’zi:kのマイクロテックス、BBBのバーテープの人口コルクへの影響は少ないようだ。材質によっては影響を受けやすいものもあるだろう。
ただし、私が試したサドルもバーテープも色はすべて白だ。他の色には使っていないので分からない。当然、使うのは自己責任ということになるし、試すなら目立たない場所からの方が良いだろう。消耗品であるバーテープの交換時期が近づいてきたら試してみるというのが良いかもしれない。
■倒しやすく割れやすいので注意
ポリッシュ100は上下に長く、メンテナンス中に床に置いておくと、足を引っかけて倒してしまうことがある。使うたびにフタをすれば良いのだが、はめるタイプのフタではなくネジ式のフタなので、ワックスをつける度にフタを回して着脱するのはちょっと手間だ。だから、作業中はフタを付けずに床に置いているのだが、足で引っ掛けて容器を倒してしまい、中の液体をこぼしてしまったことが何度もある。
以上のことも注意点なのだが、本当の注意点はここからだ。ポリッシュ100を机から落としてしまい、容器の底のパーティングラインが割れ、中身が全て流れ出てしまったことがある。足を引っかけないように机に置いていたのだが、次は手を引っかけてしまったのだ。まさか、容器が壊れて中身が流出するとは思わなかった。部屋に大量のワックスをこぼしてしまい、後始末が大変だった。
勢い良く倒すと中身はもっとこぼれる。落とすと容器の底の中央から割れることがあるので注意。
■圧倒的なコストパフォーマンス
ワックスの容器は使い勝手が良くないものの、ワックスの実力には今も満足している。しかも、値段が安く長持ちするのでコストパフォーマンスは抜群だ。容器を倒すとか壊れるとかの話は私の不注意によるところも大きいが、使うときに頭に入れてもらえれば幸いだ。容器を倒したり落としたりしないようにしつつ、これからもこのワックスを使い続けようと思う。
パーツの塗装後の仕上げにも用いた。
価格評価→★★★★★ (700円を切る実売価格。コスパは高い)
評 価→★★★★★ (容器の倒れやすさと壊れやすさを差し引いてもこの評価。満足感は高い)