[ホイール工具] PARKTOOL ニップル回し SW-0,1,2,3

購入価格 ￥1000くらい

DT用の黒を購入。国産ニップル用は赤だと思います。ご注意。
ミノウラワークマンプロ（True-Pro)付属のニップル回しの評判が非常に悪く、使用してはいけないと聞いていたのでこれを別に購入しておきました。あえて精度が悪いと言われているものを使用する理由がないので、比較はできませんが、持った感じもいいですし、回す時の手ごたえもよく、ねじ山をなめそうになることも一度もありませんでした。デザインもかわいいです。

一本のホイールを完成させるのに、32Hとして三回にわたってテンションをかけるとすると96回は回すわけですし、振れ取り作業でも50～100回くらい回すのではないでしょうか。するとホイール前後を組む場合は300～400回もカタカタやるわけです。とすると、やはりこうしたいいものを買っておくべきなのでしょう。

価格評価→★★★★★
評　　　価→★★★★★　何か持っていると意味もなく嬉しいアイテム。

購入価格 ￥1,000位

スポークレンチの傑作。ホイールビルディングの友。
スルっとニップルを咥えたかと思うと、今度はガタつかないと言う、どうかすると相反する要素を見事に兼ね備えている。

変なデザインと言えば言えるが、ではこれ以上に使いやすいデザインを提示してみろ、と言われるとこれが出来ない。
スポークに干渉せず、ニップルを確実にとらえ、ホールドしやすく滑りにくく回しやすい。
全て必要から生じたデザインなので説得力がある。
しかも用途別に色を分けることで、カラフルな可愛らしさと判別しやすい実用性を獲得している。
おまけに軽く、サドルバッグに突っ込んでおいても何ら気にならない。
グッドデザイン賞って言うのは、こういう製品に対して贈られるべきものである。



写真はSW-0とSW-2。SW-0は2面幅3.2mmのニップル用（DT等）。SW-2は2面幅3.4mmのニップル用（国産の#14／15）。
自分は最初の頃、間違ってSW-2でDTのニップルを締めていたことがあるが、荒っぽく扱わなければこれでも使えてしまったりする。
これも精度の高さがあってこそ。PARKTOOL、恐るべしである。
その後、ニップル1つ舐めてようやく気づいて冷や汗かいた、なんてのはウーゴには内緒な！　←誰

価格評価→★★★★★　良き工具がこのお値段ですから。
評　　　価→★★★★★　アタシ、これが無いとホイールが組めないカラダになっちゃったの･･･

購入価格 ￥1200くらい（１コ）

本格的にホイールを手組みするようになって買い揃えました。
SW-0（黒）とSW-2（赤）の２本を常用しています。これでDTと
ホシのニップルが回せます。

回し方は、ニップル回しの銀色の頭(?)を横からニップルに
当ててクルっとします。クルクルさせるには、その頭をもう一方の
手（指）で落とさないように保持しながらするとスムースに回すことが
できます。

３面支持のためニップルを嵌めるのも抜くのも１動作でできるので、
慣れるとかなり効率よく作業が行えます。これでDTのアルミニップルも
なめずに回せます。購入時に４面支持か３面かで迷いましたが、
別メーカーの４面支持に良い印象がなかったので３面にしました。

好みの問題だと思いますが、４面ですと、まずスポークを横から穴に
通して、次にニップルを差し込んで回すという2段階動作になります。
それがどうしても馴染めませんでした。作業効率というよりリズムなの
かもしれませんが、やっぱり横からニップルにヒョイの方がやりやすいですね。

価格評価→★★★★☆
評　　　価→★★★★★

実測重量　17～18g

購入価格 ￥1000くらい

パークツールのニップル回しです。3面保持タイプです。持ち手が大変使いやすい形状です。対応ニップルが異なる0,1,2,3で色分けされているのもわかりやすくてよいと思います。DT用の0（黒）と星用の2（赤）を使用しています。

この工具はニップル保持部の寸法が正確すぎるためか、逆にニップルの方に寸法のばらつきがあるようで抜き差しがしづらいことが多々あります。新品ニップルでさえこの状況なので、実際に使用していて表面がくすんできたようなニップルでは更に抜き差しがしづらいです。アルミニップルを使う場合や、高いテンションで締める場合以外はかえって使いづらいかもしれません。

特にDT用のSW-0で顕著だったため、賛否あるとは思いますが私は新品ニップルで抜き差しがしづらくなくなるまで、紙ヤスリで様子を見ながら若干削ったうえで使用しています。

また、この工具のニップル保持部の角の部分にはわずかにバリがある場合があったので、使用前に削らないと更に使用しづらくなると思います。

価格評価→★★★★☆
評　　　価→★★★★☆

購入価格 ￥1,000ぐらい


以前はどこの何だか分からない複数サイズ兼用のニップル回しを使ってましたが、自作手組ホイール製作に手を出した時にいい機会だからとついでに購入。私は星の丸スポーク＆星のニップルしか使ってないので赤を１個だけ持ってます。

個体差かもしれませんが、最初のうちはニップルを掴む部分の横の入り口にバリというか小さな突起の様なものが出ていて横から差し込めなかったので上から差し込んで使ってました。すっぽ抜けにくいので逆に使いやすいような気もしてそのまま使ってましたが、普通の使い方ではないと思います。今は突起が無くなって普通のニップル回しになってますｗ

ニップルが掛かる部分の精度は良く、ニップルを舐めて破壊した回数は0回。赤いグリップも少し汚れた程度で、破れたり千切れたりという事も無し。買ってからの作業回数は振れ取り＆ホイール製作で、合計ホイール30本分ぐらいにはなるはずなので、私のようなアマチュアが個人的なホイールの整備に使う程度であれば耐久性は全く問題ないと思います。特徴的な形状のグリップ部もなかなか持ちやすいです。

一度使って慣れてしまうと、もう他のニップル回しは使えないかも。


価格評価→★★★☆☆(価格相応)
評　　　価→★★★★☆(バリさえなければ★5つでした)

購入価格 ￥1080

赤と黒を所有しています。
昔、真鍮ニップルで組んでいたときは赤も使っていましたが、海外ニップルを使っている今は
黒の出番がほとんどです。海外メーカーは基本的にDT準拠の3.2mm幅なので。

使用感ですが、価格のわりに精度は低いなと思います。
リムや各部の処理の仕方にもよりますが、18番相当のスポークで125kgfあたりから神経を
使います。140kgfを超えると舐める確率がぐっと上がるのでそこでやめ。
内側にテープを貼って緩和していましたが、神経を使うのがあまりに億劫になって、外から
締められるタイプの「お尻つきニップル」を使うようになりました。

120kgfくらいならさほど問題無いと思いますが、もう少し精度を上げてほしいものです。
パークがベストとされていますが、他のメーカーでもっといいものがあるんじゃないかと思います。
組んだあとの調整くらいには使えることから、あえて他社を買う気にならないのでそのまま使い
続けてはいますが。

価格評価→★★★☆☆
評　　　価→★★★☆☆