購入価格: ¥120 (税込) ※500ml缶
『たまにはコーラもいいね』
炭酸飲料の代表ともいえるコカ・コーラ。①運動前、②運動中、③運動後の3つに分けて長所と短所等を考えてみた。尚、カフェインはそれほど多くなさそうなので考慮していない。また、炭酸の疲労回復効果はよくわからないので書いていない。
①運動前
インスリンショックを起こす可能性が高い。これは糖を多量に摂取しするとインスリンが過剰に分泌され、却って低血糖になってしまう現象のことだ。低血糖になると頭がぼーっとしたり、フラフラになったりする。これは(陸上競技の)試合前や練習前に、ポカリスエットやゲータレード等の甘めのアイソトニック飲料を摂取して経験したことがある。コーラに限らず、糖分が多量に含まれている食品は、運動前30分前には摂取しない方が無難。
②運動中
エネルギーの摂取はともかく、水分補給には向いていない。コーラーはオレンジジュースやグレープフルーツジュース等と同じく、体液よりも浸透圧が高いハイパートニック飲料と呼ばれるものだ。体内で飲料の浸透圧を体液よりも低くしてから身体に吸収するので、水分を吸収するのには時間がかかる。一度に大量に摂取すると最悪の場合は下痢を起こす。
コーラでは経験がないが、高浸透圧の飲み物を飲んで下痢を起こしたことはある。ある試合で某メーカーのスポーツドリンクが無料で配られていたので、予選終了後に500ml一気に飲んだら下痢を起こしてしまったのだ。ある大学教授が開催したあるスポーツセミナーでこのことを質問したら、このスポーツドリンクはグレープフルーツジュースと同じ浸透圧で、プロサッカー選手からは下痢を起こしやすいので非常に評判が悪かったらしい。
とはいえ、真夏に2、3度走行の途中でコーラを摂取した分には問題なかった。350ml缶だったし、炭酸が強かったため、少しずつ飲んでいたのが良かったのかもしれない。また、運動中はアドレナリンが影響してインスリンショックを起こしにくいというが、確かに低血糖にはならなかった。これなら走行直後の短時間の休憩に摂取しても問題ないような気がする。
③運動後
運動後に速やかに糖質を補給して疲労回復するのに役立つ。私はウエイトトレーニングの後に、プロテインやアミノ酸と同時に摂取することがあった。糖質がインスリンを分泌させ、ブドウ糖やアミノ酸の取り込みが促進されるからだ。自転車で走った後は、帰宅後すぐに何かを食べているが、コカコーラを飲むのは長い距離を走ったとき。氷を入れると爽快感が増し、精神的にも疲れが吹き飛ぶ。
というわけで、私が主にコーラを飲むのは③の運動後がほとんどだ。だが、コーラで摂取できるものは、他の食品やサプリメントでも摂取できるので、積極的に利用するわけではない。それでも、たまに飲みたくなるのがコーラ。ここまで長々書いてなんだけど、飲みたいときに飲みたいから飲むってことでいいんじゃないかなと思う。運動後ならまあまあおすすめ。
ただ、運動前のコーラはやはりおすすめしない。久々に飲んだコーラが美味しすぎて一気に飲み干してしまい、この投稿を書いている現在(下書き中)も頭がぼーっとしているからだ。結構時間は経っているはずだが、まだぼーっとしている。500ml缶だと砂糖56.6g… さすがに一気に飲み干すには多過ぎだったか。
コップ1杯のつもりが美味しくて全部飲み干し、結果頭がぼーっとしてる。ちなみに普段はカロリーゼロのコーラ。
価格評価→★★★★★ (どこでも安く買えるのが良い)
評 価→★★★☆☆ (エネルギー補給と気分転換に最適。飲みたいときに飲むのが一番)