購入価格 ¥6000くらい
おそらく、これを買った人の多くは輪行時にこんな事を考えていたに違いない。
1.畳んだ時に小さくなる、できればボトルケージに収めたい
2.エンド金具を持ち歩きたくない
かくいう私もそれらが動機で、この製品を購入した。
包み方の詳細は他のレビューに譲り、以下に個人的な感想を述べたい。
私自身はこの製品があまり好きになれなかった。理由は二点。
1.占有空間が大きい
肩に掛けて移動したり、車両内に置く際、横置き型の輪行袋を使用するとどうしても占有空間が大きくなる。
他人の移動を遮ってしまうこともあるし、自分の向きを変えることすら一苦労だ。
また新幹線・特急輪行では車両後部のスペースに置きたくても、3列シートの後ろにしか置けない。
つまり、横置き型の輪行袋は一般的に駅構内・車両内で他の旅客の邪魔と感じさせる機会が多くなってしまう。
2.物・人との接触が多い
本製品は本体を逆さに置いて収納する。
すると地面にハンドルやサドル部分が接触し、それらを痛めがちになる。
またリアディレイラーとチェーンリングが上部にくるため、RDやチェーンへの接触に気を払う必要がある。
さらに、写真を見てもわかるようにベルト用の開口部はかなり広い。
そこからチェーンリングが露出することもあるので、どうしても周りへの注意が必要となった。
確かに輪行する立場としては「簡単」かつ「軽量」な輪行袋として都合は良い。
けれど実際には、気を遣いすぎる袋、という印象が強かった。
結局、マジックテープでサドルにくくり付けていたこの輪行袋は、
走行中に気づかないまま落としてしまったいたのだが、
その時になぜかホッと安心してしまった自分がいる。
(その後、すぐにオーストリッチSL-100を購入)
価格評価→★★★☆☆(輪行袋としては一般的な価格)
評 価→★★☆☆☆(他の乗客の邪魔になりやすいので)