購入価格 ¥2,420
先日からワイヤーカッター関連ばかりレビューしているが、現状で使っている工具に特に不満はない。
だから要らないと云えば要らないのだが、新しい機能付きの工具を見るとどうしても試したくなってしまう。
こちらもツノダと同じく新潟にあるニッパー専門メーカーの商品。
サイクリングニパ子と云うのがよくわからんが、ロゴステッカーが付いて入る。
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本製品の特徴は刃の形状。
先端からインナー用、アウター用と別々に刃が付いて入る。
支点を挟んで、持ち手側にはエンドキョップをかしめるための突起が付いてる。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/assin5_1709520945000_20240304_085751_12.jpg)
手持ちツノダのKING TTC WC-200と比較すると一回り小さい。
全長160mmなので、150yoriは少し大きい。
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ストッパーはHOZAN工具などと同じ、刃の根元についていて、握りこむだけで解除されるタイプ。ツノダのような柄の先端を固定するタイプより扱いやすい。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/assin5_1709521561000_20240304_085640_3.jpg)
さて肝心の切れ味だが、インナーワイヤーカットは長さに比例するので、200mmのWC-200よりも単純に力が必要で、WC-150同等といった感じだ。
で、問題のアウターカットだが日泉ケーブルをカットした結果がこちら。
左からディスクグラインダー、ゴットハンド、KING TTCの順。
![](https://cbnanashi.net/cycle/uploads/thumbs/assin5_1709522953000_20240304_122643.jpg)
まあ、グラインダーが別格なのは当然として、ゴットハンドはそれなりに潰れているが、穴が残っていて錐で整えれば意外と行けるレベル。
KING TTCはライナーが完全潰れて錐で整えられないことが多かった。
(故にグラインダーを導入した次第)
あと個人的にはカシメができるのが魅力的だと思っている。
これまではインナーカット→工具箱をかき回してペンチかラジオペンチを取り出してカシメていたので、これがなくなるのは大きい。
価格評価→★★★☆☆(160mmサイズにしては価格高め)
評 価→★★★★★