購入価格 ¥4000(メルカリ)
一般に「大は小を兼ねる」というが、工具に関する限りでは大と小は相容れない。
ミニツールは据え置き型ほど作業効率は良くないし、かといってフルサイズの工具は持ち運べない。
つまり我々はほとんど使う機会がない(かもしれない)ツールをいざという時のために持ち歩くのだ。
ただ、日常的にカスタムしたり自転車を弄る習慣を持たない(修理は主にショップに持ち込むような)人ならば、
この携帯ツールのみで事足りるかも知れない。
こちらは2つ折りになったキャンパス地のケースにまとめられたミニサイズのラチェットレンチ本体
+エクステンションバーとピットのセットにタイヤレバー2つを追加した携帯工具だ。
ちなみに上位モデルにチェーンカッターまで付いたDX+が存在する。
ケースに収納した状態でのサイズ感はこんな感じ。
良くある折りたたみ式の工具に比べるとちょっと大きめだ。
ベルクロになっている蓋を開くと、
片側にエクステンションバーとタイヤレバーが収納されている。
反対側にラチェットレンチ本体とピットが収納されている。
ピットはヘックス2,2.5,3,4,5,6,8,
+(サイズ2),T10,T15,T25の計11個。
おそらく使うことがなさそうなマイナスを入れずにトルクスをを入れてるあたりは「良く判ってる」と思う。
近年の海外パーツ(私が使ってるパーツではポールやジルベルソー)でトルクスを使う機会が意外と多い。
(個人的にはT25よりT20を入れてくれれば完璧だったかも)
ラチェットレンチ本体とピットとエクステンションバーは大きくはないが必要充分。
ラチェットの回転方向をロックするレバーも付いてる。
エクステンションバーには磁石入りなのでピットの着脱もスムーズだ。
ピット/エクステンションバーはラチェット部だけでなくエンド側に取り付け可能。
これが地味に便利で、硬い+ネジなど押しながら回す動作が非常にしやすい。
最後に、上位モデルDX+の構成を見てて、もしやと思ったが
別売のユニバーサルチェーンツール(小さめのチェーンカッター)がそのままケースにセットできそうだったので試してみた。
まあ、ミッシングリンクを使っているので、チェーンカッター使う機会あまりないけど。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★