購入価格 ¥7696
◆購入動機
普段、街乗り時と趣味でのスポーツライド時、用途によってヘルメットを使い分けていますが、普段使いとスポーツ走行の両方で使えるヘルメットも欲しくなり購入しました。
◆製品概要
山から街まで使えるマルチパーパスモデルです。
可動式のフロントバイザーが装備されMTB向けの雰囲気ですが、通気口面積がやや狭く、デザインもエッジがあまり効いておらず大人しめで、街乗り用としても使いやすくなっています。

サイズはM/L(57〜59cm)の1サイズのみです。
カラバリは、落ち着いたツートンから派手めグラフィックの物まで9色あります。
ちなみに私は街乗りでも多用するので、シンプルなマットブラックを選びました。

◆使用感
実売価格6000〜8000円程度の廉価モデルですが、アジャスターダイヤル調整のノッチが細かく、アジャスター本体も上下4段階の調整が可能で、高価格のロードヘルメットに近い包み込まれるようなフィット感があります。

髪型も比較的乱れにくく跡がつきにくいので、普段使いでの使い心地も良いです。
ただ、MTB向けヘルメットとして見ると、被り心地が若干浅く感じられる気がします。
フロントバイザーは着脱はもちろん5段階の角度調整が可能で、これも使い勝手が良いです。

(↑バイザーを下げた状態)

(↑バイザーを上げた状態)
角度調整機能は自体はMTB向けヘルメットに時々見られますが、本製品のような多目的用途モデルに採用される例は珍しいのではないでしょうか。
前傾が強めになる時はバイザーを跳ね上げて視界を確保したり、雨天時や日差しが気になる時はバイザーを下げたりと、状況や好みに応じて調整できるのは非常に便利です。
調整自体もしやすく、片手でも楽に角度を変えられます。
通気性は、ハイエンドのロードヘルメットと比べると劣るものの十分に高く、額周辺の風抜けも良いです。
普段使いはもちろん、運動強度が高くなるスポーツライドでも快適に使えます。
ちなみに、バイザーを少し上げると額周りの空気抜けが良くなるように感じます。
◆気になるところ
本体寸法は標準的なのですが、前部の絞りが少ないデザインのせいか、被った時にヘルメットがやや大きく(幅が広く)見えます。
この点が気になる方は暗めの色を選んだ方が良いかもしれません。

(↑どちらも幅は殆ど変わらないが本製品の方が大きく見える)
また、バイザーを外した時に台座の穴を隠すキャップがないので、バイザーなしで使う場合は少し見栄えが悪いです。

(↑バイザーを外した状態)
◆まとめ
手頃な価格ながらしっかり作り込まれており、非常に完成度の高いヘルメットだと感じます。
ミニベロ、クロスバイク、MTB、グラベルロード、通常のロード等の車種を問わず、またスポーツライドから普段使いまで用途も問わず対応できます。
とりあえずこれひとつで賄えるので、初心者はもちろん、バイクによってヘルメットの使い分けをしたくない方にも向いているでしょう。
多目的に使えて価格も安いので、サブのヘルメットとしても優秀だと思います。
個人的には、今まで使ってきたヘルメットの中でも特に気に入っている製品です。
価格評価→★★★★★(かなり安いと思う)
評 価→★★★★★(広い用途に対応できて使いやすく値段も手頃で素晴らしい!)
<オプション>
カタログ重量→280g(実測重量 バイザー込み284g)
