購入価格 ¥17,370
■購入のきっかけ
シクロクロスのレース用に購入。
今まではずっとカーボンソールのトップグレードを使っていましたが、
某ITさんの「シクロクロスでは剛性の低いシューズがいい」という話を聞き、
半信半疑で使用を開始したのがきっかけです。
■前作のXC501との比較
まず、靴の中に仕込まれていたゴムバンドがなくなっていました。
サラウンドラップ構造のフィット感をサポートするようなものでしたが、
正直なところ履く時に邪魔で、ユーザーから不評だったのかも知れません笑
個人的には良いアップデートです。
しかし、前作での特徴だったアウトソールがMichelin製ではなくなり、
シマノオリジナルのULTREADというソールに変更されていました。
トレッドゴムの性能は比較や評価が難しいところですが、個人的には
ミシュランのデザインの方が好きだったので残念。
その他は特に大きな変更はありません。
■使用した感想
ナイロンソールなので、カーボンソールに比べるとやはり柔らかいです。
特に、バイクを降りて担いだり、階段を上ったりするセクションでは
カーボンソールより疲れにくく、足底筋膜炎のようなケガも起こりにくいと思いました。
肝心のペダリング効率ですが、これも心配していたほどではありませんでした。
ミッドソールが薄いので、ペダルとの位置がかなり近いのですが、
剛性指数7とは思えないほどのペダリング効率を感じました。
サドルの高さを変える必要があるかもしれない点は注意です。
また、シクロクロスはロードと違い、タイヤのトラクションが抜けないように
力加減を意識したペダリングをすることが多いのですが、
そのような踏み方をするときに、この剛性の低さが役に立ちます。
また、足の調子が悪いとシューズの剛性感に耐えられず、
レース中につってしまう事があるのですが、このシューズに変えてからは
あまりつらなくなったような気がします。
■まとめ
シマノのミドルグレードとして、満足のいくシューズだと思います。
オフロードバイクだけでなく、オンロードで乗る人でも
SPD-SLに抵抗のある人や、グルメライドやブルべのように
歩く事が多い人にお勧めしたいと思います。
価格評価→★★★★★(コスパがとても良い)
評 価→★★★★☆(国内でブルーが販売されていないのが残念)