購入価格 バスケット(¥3,636) マウント(¥2,888)
クロスバイクにカゴを付けたい。
通勤や通学で使うようなエントリークラスのクロスバイク乗りに良くある話なのだが、
車種によってはこれが意外と難しい場合がある。
SurlyやRivendellなどコミューター前提のフレームならばキャリア用のダボ穴が空いてるしなんてことはないのだが、
特に(私のような)Vブレーキの場合、キャリアが付くのか付かないのかよくわからない。
試しに「Vブレーキ用」と書かれたキャリアを買ってみたら、
ブレーキ台座に付きそうな形状はしているものの、ブレーキ台座に通らないような小さい穴しか空いていないなんてことも多い。
結果的にWALDやリクセン&カウルのようなハンドルに引っかけるタイプのマウントが付いてるヤツしか選べなかったりする。
さらにミニベロの場合だと、車輪(センターフォーク)からハンドルまでの距離もあるため、
バスケット位置が、車輪のすぐ上かハンドルのすぐ下かだけでもマウント方法が変わってしまう。
そんな中アマゾンで見付けたのがこちら。
日本の昭和インダストリーズの製品なのだが、商品ページに下図の表示がある。

バスケット本体は、
キャリアタイプ、バスケットタイプ、ウッドプレート付きなど数種類あって、サイズも中、大がある。
マウントパーツが別売なのだが、ブレーキ本体がキャリバーかVブレーキか
車輪固定がRQかナット式かの組み合わせで選べる仕組みになっている。

という訳でVブレーキ(フォークセンタマウント)とRQ(ダボ穴固定)組み合わせでマウントユニットをチョイスした。
RQ用はダボ穴を使って固定するのだが、キャリア用ダボ穴と泥よけ用ダボ穴のどちらかがあればOK。
カゴはバスケットの中(MA)サイズを選択。
写真の通りマウントユニットを直接取り付ける仕様なので、他のキャリアに固定するにはちょっと無理がありそう。

ジョイント用のパーツがあるので20インチから700Cまで対応できるようだ。
20インチの場合はジョイントなしで取り付けできた。

取付そのものは難しくはないが、付属しているフォーク用のボルトがM6×60mm
各部取り付けようボルトがM5×16mm。
受けになるナットがエンド行きで中まで入らないのでそのまま使うにはボルトが長すぎてきちんと固定出来ない。厚みのあるワッシャーかカラーが必要だ。
私はセンターフォーク用をM6×50mmに変更、各部は3mmのカラーをかませてから締め込んだ。
このボルト長過ぎ問題は汎用キャリアなどでもよくあるので仕方ないが、見た目を考えるとボルトは別途用意した方が良いだろう。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★