購入価格 ¥11,000
フランスのジルベルソー改め、ベルソーサイクルズのレザーバーテープ。
革製バーテープの代名詞といえばブルックスだが、ベルソーのタンニンなめし牛革はとてもしなやか。自転車のバーテープごときにこんなに柔らかな革を使って良いの?と思ったほど。
革素材としてはブルックス以上だと云えるが、ブルックスのかっちり仕上げられたオイルレザーが好き、という人も居そうなので好みの問題だと思う。
ところでパッケージから内容物を取り出すと、あれ?と思う。
なんか端材が多い。
バーテープと同じ幅の端材はいつものブラケット部の目隠し用だ。
そして細くて長い(ハンドル2周分)のはフィニッシュテープ。細いと思ったが、これはあれだ、ラケットグリップ用フィニッシュテープと同じ幅だ。
そして幅半分、気持ち長い(ハンドル1周分)の端材、これは巻き始め用らしい。
基本的には巻き始め1/2~1/3ぐらい余らせて巻き初めて、エンドプラグで巻き込むのが主流なので、要らないとは思うが、ハンドルのエンド位置に合わせて巻き始めると、最初の1周のみバーテープが重ならない分厚みが薄くなるので、最初にこれを巻け、ということらしい。
ちなみにベルソーのバーテープにはエンドプラグが付属してないが、ジルベルソーのエンドプラグはハンドルに入れるゴムのサイズが大きいので、革テープを巻き込ませようとするととても苦労する。
テープの巻く作業はすごく楽だ。革が柔らかいので適度に伸び綺麗に巻ける。
私はちょっと心配になってエンドプラグにもフィニッシュテープを巻いてしまったが、粘着力はそれなりにあってすぐ剥がれるようなことはなさそうだ。
あと写真を撮ってないのだが、ウォータープルーフのレザーワックスが付属しているので巻き終わったら全体に塗って、1時間ほど放置するとなじんでくる。
ワックスを塗る前は素手だとちょっと滑るかな、という感じだったがワックスを塗った後は滑らなくなった。
私の記憶では以前はpしゃれな缶入りだった気がするが、現在は普通に段ボール入りだった。しっとりして手になじむ。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★★★