購入価格 ¥52000(ヤフオク中古)
BianchiのミニベロPISA SPORTを2015年ぐらいから乗ってきて、パーツを交換し続けてきた。とにかく気に入ったパーツだけをチョイスしていたら替えたいパーツもなくなってしまった。
このミニベロも悪くないのだが406のエンド幅135mmということでホイールだけは選択肢だけはほとんどない。おまけにアルミフレームで乗り心地も悪い。
せっかくなら今使っているパーツを全て引き継いでフレーム交換したいなぁ、と考えると(Vブレーキなので)目にとまったのがSURLYのCROSS CHECKだった。
見れば見るほど、これしかないと思い、ヤフオクやメルカリで出物を探していた時に見付けたのがこちらのSOMA Double Crossである。
SOMAは2002年創業サンフランシスコ発の自転車メーカー。
もちろん知ってはいたのだが、どちらかというと変形ハンドルを多数出してるという認識しかなかった。
BLUE LUGなど取り扱い店のブログ等で前出のクロスチェックと比較されて登場するのがこのDoubleCrossで、基本的な方向性も似ている。
サイズ展開も42~56と同じだし、スローピングにカンチブレーキ対応だし。
ただ乗ってる人間は圧倒的に少なくサーリーの影に完全に隠れている。
2002年から一貫してフレームはタンゲプレステージ、フォークはタンゲインフィニティが使われている。
実は情報がなさ過ぎて正確に何年のモデルなのか判らないのだが、ロゴデザインとフレームパイプが薄いこと(約2mm厚)から2007年以前のモデルだということは間違いなさそうだ。
ダブルレバー仕様で、シートクランプやリアディレイラーがフレーム直付けで非常にクラシカルな雰囲気だが、リアエンド幅が132.5mmで、130mm/135mmのどちらのホイールも使用可能。
シートクランプ下にはカンチ用とVブレーキ用のワイヤー受けが付いているので幅広い用途に対応できるフレームだと思う。
組み上げて乗ってみた感じはクロモリらしい柔らかくて粘りのあるフレームだ。
なお、2023年6月にサーリーのクロスチェックもディスコンとなってしまったが、SOMA DoubleCross カンチモデルは2016年に製造終了しており、現在はディスクモデルのみが発売されている。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★