購入価格 ¥340,000(定価¥380,600)
のむラボで絶賛されていて興味を持血、購入しました。
Bontrager Aeolus RSL37(以下、RSL37)から交換しました。
同価格帯ではありますが、やはりホイール専業メーカーに蓄積されたノウハウがあるのか、乗った感じの完成度は大きく違いました。
前後ともGP5000CL 28C+Vittoriaのラテックスチューブ、Aethosに装着しています。体重70kgで、前4.3bar、後4.7barで走ってみました。
RSL37も比較的軽量なのですが、それと比べても、全体的に軽快感があり、とにかく反応性がよいです。特に低速からの加速時の溜めが、RSL37よりも少なく感じました(というよりも、Speed25は全くないように感じてます)。
中強度の登坂時も、ホイールの存在を感じさせずスルスルと進みます。3〜4倍前後の登坂がとても気持ち良いです。加えて高強度(と言っても5秒1000w超くらいですが)でも、まったく破綻することなく、しっかりとパワーを受け止めて進んでくれます。
またローハイトなので高速域は苦手かもしれませんが、40km/hを超えて巡航するようなことがなければ、RSL37と比べても遜色ありません。むしろよく回るベアリングのおかげで、楽に進んでいる気さえしました。
逆にローハイトなので横風に強く、風を気にせずに済むようになった分、エアロフォームを取ることができるようになり、平坦の速度は変わらないか少し向上した感もあります。
快適性も良いです。軽さに起因するのか、あるいはローハイトだからなのかわかりませんが、乗り出してすぐに感じました。
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ディスクブレーキロードになって、ロードバイク本来の軽快感や楽しさが薄れているように思いますが、リムブレーキ時代にあった軽快感にまた一歩近づくことができました。
また、確かにエアロダイナミクスは重要かもしれませんが、正直に言って着順やタイムを競わない自分にとって、速く走る(しかも数分とか数秒とか)ことの優先度は低いです。それよりも、ライドそのものの楽しさ、気持ち良さの方が重要だと思っています。その認識を再確認しました。
買ったばかりだということもあるのかもしれませんが、乗った後すぐに次のライドが楽しみになるくらい、良いホイールです。
価格評価→★★★★★(価格に見合った(価格以上の?)良いホイールです)
評 価→★★★★★
カタログ重量→1285g(実測重量1292g)