購入価格 ¥7000(メルカリ)
基本的にジャージは着ない。
街乗りや通勤での自転車利用、しかもミニベロなので、あまりエアロ形状でないヘルメットを、
と云うことで最初に選んだのが、GIROのSUTTONだった。
あれから5年ぐらい経つので、そろそろヘルメットを新調するかな、と思ったらSUTTONはディスコンだったので、
似たようなヘルメットを探した。
で、今さらのMaconである。
なお現行モデルはMacon 2.0で、基本的な形状は2.0も同じであるものの、
15%ほど軽量化されていて、スペックで見ると、その分僅かだが各サイズが小さい。
(Maconは実測で450gぐらい、2.0は310gぐらい)
MaconのシェルはSUTTONよりずいぶんかっちりした印象があるのだが、
SUTTONも320gぐらいなので、MACON2.0はシェルも少し薄いかもしれない。

ぱっと見、自転車のヘルメットらしくないのが特徴で、スクーターで通勤するビジネスマンのように
スーツに革靴で自転車にとっても違和感はないだろう。
フォルムもSUTTONと似ているが、顎紐がビス留めされていて余計レトロっぽい。

まあ、その見た目の代償ということになるが、エアーフローはやはり悪い。
頭頂部にBERNの代名詞的な比較的大きなベンチレーションが7つ。
SUTTONは頭頂部は4つしかなかったので、放熱効果はそれなりにあるだろう。
後は、フロント2つ、バック4つのみでSUTTONと同等なので、走っている時の空気の流入は十分とは云えないはずだ。

個人的には季節を問わず、サイクルキャップ併用(主に汗対策でもある)なので、このエアフローの悪さは気にしていない。
ちなみにMACONには MACON VISORというつば付きモデルがあり、ツバ単体でも発売されている。
あと、頭頂部ベンチレーションからの雨、雪の侵入を軽減するためのカバーも販売されているので、雨天も利用する方は付けた方が良いかも知れない。
自転車ヘルメットが努力義務化されたタイミングでもあるので、
これまでヘルメットを使っていなかった人、そして流線形ヘルメットがどうも苦手という人には向いていると思う。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★