購入価格 ¥22000くらい
◆購入動機
数年前に購入し毎日使っていたApple Watch。
ある日ふと改めて考えてみると、自分の自転車の乗り方では、アクティビティやワークアウトは毎回ただ記録しているだけで、記録を振り返ったり心拍等の数値を元に運動強度を変える事はほぼない事に気づきました。
スマホの通知やナビのルート案内が腕でわかるのも便利ではあるものの、個人的にはなくて困るほどでもありません。
こういった経緯があり、思い切ってApple Watchを手放して、原点回帰でG-SHOCKに戻してみました。
普段使いの通常のG-SHOCKで特に不満はないのですが、自転車メインでの使用を考え、より軽くラフに扱えるモデルが欲しくなって購入したのが本製品です。
◆製品概要
G-SHOCKの原点であり定番のオリジンモデルをベースに、チタン素材やカーボンバンドの採用によって軽量化と耐久性向上が図られたモデルです。

G-SHOCKとしては最軽量モデルのようで、重さは実測45gしかありません。
最近のG-SHOCKによくあるスマホとの連携機能はありませんが、ソーラー&電波受信機能といった定番の基本機能はしっかりと備えています。
メーカーのホームページ写真では分かりにくいですが、本体の樹脂部分は黒系の半透明素材です。
ちなみに現在は本製品は生産終了となっており、後継モデルとして、モジュールが新しくなりバンド部分のプリントデザインが若干変わった、GW-S5600U-1JFというモデルが販売されています。
◆使用感
標準的なG-SHOCKと比べると重量差は-5から-10g程度ですが、腕に着けているとやはりグッと軽く感じます。
自転車ライド中、峠の下りやグラベル等、大きな振動が腕に伝わり続ける状況でも負担は殆ど感じません。
裏蓋等、主要な金属パーツはチタン製なので、夏場のロングライド時の使用でも安心感があります。
通常の樹脂バンドのG-SHOCKは、本体は頑丈でもバンド部分はそれなりに劣化しますが、本製品はバンドの耐久性を売りにしているだけあって、数年ハードに使っても表面にうっすら小傷があるかなという程度で、バンドが劣化でちぎれそうな気配は全くありません。
◆気になるところ
前述の高耐久を誇るカーボンバンド、軽くて強くて言うことなしのように感じますが、通常の樹脂バンドと比べると硬く柔軟性に欠けるのが難点です。
本体重量が極めて軽い事もあり違和感はありませんが、腕にしなやかに馴染まないので、装着感自体はいまひとつです。
また、カーボンバンドはいわゆる化粧カーボンのような、いかにも「カーボンです!!」という柄です。
表面もテカテカ仕上げな上に、バンド部分にやたらと文字がプリントしてあり、全体的に見てちょっと安っぽいというか子供っぽい外観です。(写真)

私は機能重視で選びましたし、カーボン柄も自転車との相性は悪くはないので、そこまで気になりませんが、単純に普段使いもする時計として見ると、もう少し落ち着いた外観に仕上げてほしいかなと…
◆まとめ
本体が軽く、金属部分がチタン製なので自転車との相性が良いですし、バンドの耐久性も非常に高く、とにかく何も考えずにガシガシ使い倒せるのが魅力です。
普段使いでは、見た目がちょっと安っぽく見えるのが気になりますが、自転車に乗る時の腕時計としては非常に優秀なモデルなのではないかと思います。
価格評価→★★★★★(通常のG-SHOCKより少し高めだが、より頑丈でコスパは高いと思う)
評 価→★★★★☆(軽くて強くて機能は素晴らしい。ただ子供っぽい表面仕上げなのが星-1かな…)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→47g(実測重量45g)