購入価格 ¥38000円程(関税及び送料込)
ことの始まりは ロードプラスのjamis sequelを700Cホイールでクロスバイク化したこと。
WTB Byway 650×47C → Schwalbe G-one 700×35C
WTB ST i23 TSC 2.0 → DT SWISS P1800 DB 23
…今回のレビュー対象はC1800なのに、まず購入してしまったのはP1800。
DT SWISS完組ホイールのラインナップ中、1800の製品番号が振られたホイールは一番手に届き易い価格帯です。
用途別に『P』『E』『C』『G』があり、その中で一番軽量という理由で『P』1800購入。
P1800は完全なロードバイク用ホイールですが、20年以上も前、下記ホイール(とタイヤ)での使用歴があり、私の用途では問題無いと判断しました。
Mavic Open Pro Rim×XT Hub(8S 28h)+Panaracer ロードランナー 35C
荷物積載の長期北海道ツーリング等でも使用。
砂利道が続くキャンプ場へのアクセスでも、然別湖への下りで73km/hを出しても不安は無かった、という経験です。
2年程、P1800を使っていたのですが…
ロードプラスのエアボリュームに隠されていた、jamis sequelのスチールらしくない剛性感にどんどん疲れていきます。
街乗りにおいては当初3bar以上で運用していましたが、低くせざるを得ません。いつの間にか2.5bar程度が常。
アスファルトの街乗りで2.5bar程度が常なら、
河川敷、轍のある草地、砂利道などで「それなりに、私なりに」走ろうとすると2bar辺り、或いは2barを下回る程度にまで落とす必要。
ただ、そこまで空気圧を落とすと道がカーブするポイント、トラクションをかけた瞬間、要所要所でズルッと腰が砕けるような、ヒヤリハット。

…シクロクロスに取り組む方々の知見から、どうやら『リム内幅』が原因らしい。
リム内幅との比較で、幅広のタイヤは低圧だと大きく変形してしまい、横滑りの様な事が起こる、と知りました(『タイヤ横剛性の不足』)。
リム内幅をより広いものにすることで問題を解決すべく、今回のレビュー対象である『C』1800に交換です。
P1800 DB 23 (1667g リム内幅 18mm) → C1800 DB 23 (1757g リム内幅22mm)

P1800と比較し、スポーク及びハブは同一で外見上の変化ほとんど無し。
リム幅の違いでタイヤ実測幅は36mm超と、1mm程太くなった位。。
公称重量差80gはそのままリム重量差となります。
たかだか4mmされど4mm。
交換以後、1.8bar程度にまで落とすこともあるのですが、タイヤの変形による腰砕け、気持ち悪さを感じたことはありません。
最初からC1800を購入しとけば…とも思うのです。
Open pro、リム内幅13mmか15mmのリムに35Cタイヤで問題が生じなかった経験がP1800を選択させてしまいました。
(当時は高圧で運用していたか、それを許容するフレーム剛性だったのか、或いはQR式だったことも理由かも)
いやぁ、、リム内幅って、ほんとに重要ですね。
価格評価→★★★★☆
2年前も今も『P』1800の価格はそのまま(ユーロ表示、割引前)。
ただし、QR式コンバーター、6穴コンバーター、外セレーションタイプのロックリングが今は付属しせず、実質の値上がり。
C1800も同様と推測するが、国内定価と比べると。。
評 価→★★★★☆(目的を達成)
年 式→2022
カタログ重量→1757g