購入価格 総額3万位
「Cレコ時代のハブをコリマのフリーで無理矢理9sフリー化」
【どうしてそういうことするの】
コリマ旧ハブ用(φ34.7)をFH-RE315と見間違えて買ったからです(しろめ)
いやー特徴的な爪だけ見て買うとこういう事になるんですね…勉強になりました。
本物のFH-RE315は爪側が黒いのを知ってさえいれば…
【製品について】
カンパCレコ(コルサレコード)時代のフリーハブ、FH-01REの1993年モデルことFH-01SRです。
フロントハブと異なりピスタやレコードピスタから玉押し等が流用不可。玉はステンらしいです。
さっとCレコフリーハブの種類を調べてみると、
1992:FH-00RE(等間隔鉄フリー) / FH-01RE(等間隔アルミフリー)
1993:FH-00RE(続投) / FH-01SR(FH-01REのリネームでスーレコ扱い)
1994:FH-20RE(NDSの玉押しが別体になった)
1995:FH-20RE(続投)
1996:FH-30RE(不等間隔鉄フリー) / FH-01RETI(チタンシャフト&溝深いアルミフリー)
1997:FH-09RE(チタンシャフト&9sフリー)
1998:FH-19RE(チタンシャフト&現行形状9sフリー)
となっているようです。ちなみに1997~1998はレコードのフロントハブだけカートリッジベアリングだとか。
手元のハブは1993年の初代シャマル(前後16H)のハブらしく、アルミフリーだったのでFH-01SRとしています。
【で、結局コリマのフリーは付くの?】
結論を書くと、取り付け"は"可能でした。ロックリングは現行の27mmです。
ただし、シャフトのφ12部よりベアリング端面が0.8mm位引っ込んだのでガタが出ました。
OLDが実測129.8、他のカンパハブ(ハイペロン)のOLDが130.8だったので、15x12x1のスペーサ2枚入れればいい感じになりそうです。
フリーを並べてみるとこんな感じ。
14mmハブスパナと17mmスパナ(モンキーで代用)と2mm六角があれば脱着可能です。
フリー脱着用の専用工具(針金みたいなのor黄色い樹脂の奴)は無くてもいけました。
寸法を簡単に当たってみると、
ちなみに、26mmのロックリングはイギリスのRoyceってメーカーがチタン製のを作ってるようです。
【まとめ】
純正のWH-KX3がレアなので、HGフリー化もコリマ流用でいけるか?
価格評価→★★☆☆☆(フリーの方がハブより高かった)
評 価→★★★☆☆(プロトンのリアハブの方が使いやすそう)
<オプション>
年 式→1993
カタログ重量→?g(実測重量336g)