購入価格 ¥34,000円程
Tuneのハンドルに少しの不満を抱き(或いは飽きた)。
wiggleのprimaveraエアロハンドルを購入するも、剛性感に吹き飛ばされて。
懲りもせず、その次を模索、、ハンドル沼への入り口。
1 .ショートリーチ・ショートドロップ(reach<80mm、drop<125mm)
2 .上ハンドルが扁平加工されたエアロ形状(手の平の圧力が分散され、楽)
3 .末広がりの程度は少ない(下ハン巡行のし易さを求めて、フレア角≦2°)
4 .上ハンドルの肩からブラケットにかけて「谷」を形成せずフラット、落差がつかない(世間一般ではアナトミックシャロー)
以上の条件を満たしそうな、幾つかの候補の中、選んだのはSyncros creston 1.0。
典型的なアナトミックシャロー。唯一の特徴の様に思い描いていた上ハンドルは、エアロと云うより、結構マッシブ。
ステムクランプ部から緩やかに45×24mmの楕円形へと変化している。
腰痛明けの為、ツーリングには至らず、平坦なストレートと起伏のある近所の周回コースでのみ試走。
レビュー済み、Tuneとの比較で箇条書きに感想を述べると
1、ハンドリングがクイック、神経質に思った。
2、アスファルト継ぎ目、補修跡等から来る衝撃で、ブラケットから手が離れそう。
3、急斜面の下りでは久しぶりの「怖い」という感覚。ワンサイズ狭いハンドルを使っているような。
4、緩斜面の登り、2分程継続できるぎりぎり、ブラケットを握りダンシングすると足より先、二の腕に変な緊張(攣りそうな手前)が襲う。
1~4の理由は、見た目通り、ハンドル剛性が「増し増し」であること、ブラケット取り付け角度・取り付け幅が影響している、と思う。
Syncrosは0°フレア(ブラケットは地面に対し垂直、傾かない)、ブラケット間400mmなのに対し
Tuneは4°のフレア(ブラケットも地面に対し「八」の字に傾く)で、実際のブラケット間405mm。
小さな手でも、上から包み込むようにブラケット側面に指をかけ易く、抑え込みが効く。
5、どちらもアナトミックシャロー、リーチ75mmドロップ125mmだが
上ハンとブラケットを握った時の上体姿勢の落差はTuneの方が少なく、好みだった。
(どのハンドルでもバーエンドが大体3~4°下がりにセッティングしての比較)
6、剛性ゆえ路面が綺麗な場所に限定されたが、下ハンを握っての加速・巡航ではバーエンド間400mmのsyncrosの方が好み。
結論
長距離のツーリングで使うハンドル、という使用目的から
前後不覚の疲れた状態で思いもよらぬ道路状況にかち合っても
安心してバイクをコントロール出来る余裕・余地は出来る限り残しておきたい…。
Syncrosはどうなんだろうか、、、Tuneのままで、と判断しました。
Syncros Creston 1.0はレース目的、体重が比較的重い(70kg~)、有り余る体力とパワーがある方々に試して頂きたいハンドルかな。
価格評価→★★★☆☆(購入を急いでしまった…)
評 価→★★★☆☆(合わなかったので…)
<オプション>
年 式→2022
size 400mm 実測重量 213g