購入価格 ¥44,712(2019年7月時点)
メーカーサイト:
https://www.riteway-jp.com/pa/820507.html【まとめ】
派手過ぎないデザインで持っても走っても軽く、複数の規格に対応するアダプターと手頃な価格を兼ね備えた
シクロクロス/グラベルロード用ホイール。
【動機】
リカンベントS40の公道走行に慣れた頃に購入。それまでは中古の激重ホイール(前後で2㎏超)を暫定で使っていました。
最初から新品を買わなかったのはリカンベント自体が初めてで、どういったホイールが必要になるのか分からなかったのと、
乗るのが難しい車種だったので落車等で無駄に傷めない為です。
姉妹品にRXD3とBOONDOCKS3があり、この3つの中ではリムの高さが最も低く公称値では一番軽くなっています。
空力よりも登坂を重視したのでこちらを選択しました。
【所見】
スポークは前後24本づつ、一般的な首折れの丸形なので市販品で補修や組み替えも難しくはないようです。
公称のリム高さ23㎜、外幅24㎜、内幅19㎜。ブレーキローターの固定は6穴でリムのロゴはプリントです。
軸穴のアダプター交換でQRもスルーアスクルにも対応。購入時はQR仕様でした。
尚、アダプターの交換はプライヤー等で掴んで引き抜けば良いとのこと。
https://bit.ly/3Gi2iT6実測で前777g、後887g、計1664g(QR仕様、QR無し、付属のクリンチャー用リムテープ前後で32g込み)。
チューブレス化にはBBBの25㎜幅のリムテープとKCNCのバルブを使用。
【使用感】
S40で2年半使用。途中からフロントホイールを手組のハブダイナモに替えたのでリヤだけ継続使用しています。
(前輪駆動なのでホイールを前後逆に使っていますが、一般的な表記でレビューしています)
タイヤはグラベルキング38Cで、クリンチャーでは45~50psi、チューブレスにしてからは35~40psiで運用。
リムの峰が「オフセットした正三角形」ぐらいに角度が付いているので、ちょうど38Cのタイヤ側面と面が揃う感じです。
見た感じでは32Cは無理で、35Cでギリギリ対応といった所でしょうか。
購入前にリム断面図に38Cタイヤを想定した赤丸を重ねて、姉妹品と比較したので参考までに。
以前のホイールからは前後セットで0.5㎏も軽量化したので、加減速は勿論ハンドリングも凄く軽くなりました。
FFリカンベントなのでダンシング等が出来ず高負荷時の特性は不明です。
(思いっきり踏み込むとスリップして駆動力が逃げるので・・・)
アルミフリーなのか、俗に言う爆音なので気にする人は注意。2700㎞ほど走りましたが多少角が取れたかな?という程度です。
尚、センターロック(シマノのハブダイナモ)ホイールとは微妙にローター位置がズレました。
私の環境下では問題点はこれぐらいで特に不満な点はありません。
【総評】
普段使いしたい走りっぷりで、普段使いしても惜しくないグラベルロード用ホイールです。
投稿直前にざっと検索しましたが、どうやら入手困難なようで残念です。
価格評価→★★★★★(速い・安い・軽い)
評 価→★★★★☆(安定して流通していれば・・・)
<オプション>
年 式→2019
カタログ重量→ 1536g(実測重量 1664g)