購入価格 ¥1200
自転車用工具では必須ではないんだけど、ないと作業が出来ない場合と、あった方が楽な場合がある、それがプライヤーという工具だ。
こちらはグリップ1つにプライヤー4種類がセットになっている。
先がフラットの物は、先端が1.2mmと1.5mmの2種類、先が曲がっている物は角度が45°と90°の2種類だ。
プライヤーはOリングを外したり、留めたりするための物だが、
穴用はOリングを縮めて穴に入れ、広がる力で止めるもの。
自転車ではMTBのフロントサスのダンパーなどで使われている(まあ、オーバーホールの時ぐらいしか使わないが)。
軸用はOリングを広げて軸に取付け、締まる力で固定するもの。
クイックリリースでないタイプの自転車でコグを車軸に固定したり、リアディレーラーのスプリングプレートの固定などで使われたりしている。
このプライヤーは本体上下にプライヤーを取り付ける突起が付いているが、グリップ側突起に取り付けると穴用(握ると閉じる)、先端側突起に取り付けると軸用(握ると開く)として使える。
ちなみに穴用Oリングはプライヤーがないと着脱できないことが多く、軸用はマイナスドライバーで代用できることが多い。
ただし、プライヤーなら数秒で着脱出来るOリングもマイナスドライバーだと5分10分かかることもあるので、滅多に使わないけれど、持っておいて損はない工具だとおもう。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★