購入価格 ¥4200(アマゾン)
アマゾンやeBayでよく見かける中華無名メーカーのブロンプトン用ディレイラーセット。
商品構成は以下の通り。
チェーンプッシャー(ディレイラー)
※プッシャーの形状のみH&Hのプッシャーと同形状
終端スプリングユニット
シフトケーブル/スプリング接続ユニット
プッシャー用ボルト類
純正は樹脂製パーツだが、こちらは全てアルミパーツになっている。
私の場合は別途中華プーリーも併用しているので、プーリーも併せた雑感を記す。
実際に取り付けた状態はこちら。
ただし、シフトケーブル/スプリング接続ユニット(緑枠部)は、紛失のため純正パーツを流用している。
この中華セットに替えてまず改善されると思われるのはメンテナンス性だ。
純正の場合、スプリング側にもエンド側からインナーワイヤーが引いてあり、それを上写真の緑部のシフトワイヤーが出ている所でジョイントさせるのだが、このジョイントパーツでケーブルのテンションを調整するのは非常に難しい。しかも使われているジョイントパーツのボルトが1.5mmである(私は1.5mmのアーレンキーなんて持ってなかった)。
こちらのスプリングユニットに替えることで、シフトケーブル1本のみでエンドまで引くことが出来る上、エンド後ろからインナーが出てくるので、ケーブルプライヤーで引っ張って丁度良いところで2mmアーレンキーでボルトを締めればOK、スプリングテンションの微調整が非常に楽である。
ちなみに私が紛失してしまったシフトケーブル/スプリングの接続ユニットにはアジャスター機能があるので、ケーブル伸び調整も楽なはずだ。
ブロンプトンのプッシャーにはプーリーを挟み込むガイドが付いているが、このプッシャーではガイドが純正より5mm程長くなっており、ここににローラーが付いている。
ブロンプトンプーリーはギアの両側にカバーが付いていて純正はギアも外側のカバーも一体になって回る。
対して中華も含め、社外品プーリーはギアにシールドベアリングが入っているので中のギアのみ回転し外側はほとんど回らない。
プッシャーにローラーが付くことでどれほど動きが良くなるかは不明だけれど、回ってないプーリーカバーをいなしてくれる効果はあると思うので、社外品プーリーにはこちらの方が向いてるのではなかろうか。
アルミ製なので耐久性(曲がったりしないか)だけはちょっと心配だが、純正から交換する価値はありそう。
あと、このプッシャーは2~7速対応と謳われている。
実際試した訳ではないけれど、確かに純正より可動域は広いようだ。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★