購入価格 ¥990
◆製品概要
東京の自転車ショップ、ブルーラグのトライアングル型リフレクターです。
通常サイズとミニサイズの2種類のサイズがあるようで、今回レビューするのはミニサイズです。
本体中央部分の布地と外側のリフレクター部分の配色がランダムになっており、様々な色の組み合わせがあるのが特徴です。
(表面) (背面)
おにぎり型リフレクターと言えば、機能性最重視で無骨な製品が多いですが、本製品は見た目も触った感じも、全体的にどこか垢抜けた雰囲気です。
サイズは一辺が約5cmしかなく、一般的なおにぎり型リフレクターに見慣れた方が初めて本製品を見たら「小さっ!」と感じる事でしょう。
(グリミスと並べると大きさはこのような感じ)
◆使用感
本体にはゴム紐とストッパーが付属しており、様々な場所に取付けられます。(私は主にサドルレールやフロントバッグに付けて使用しています)
グリミス等、ボールチェーンを使って装着するリフレクターは、頻繁に付け外しすると外れやすくなるので、時々連結部分の金具をカシメてやる必要がありますが、本製品の装着方法だと頻繁に付け外ししても問題ありません。(若干ゴムは伸びてきますが)
付けっぱなしにする場合は、付属のゴム紐とストッパーは使用せずにタイラップ等で固定してしまうのも良いかもしれません。
肝心の反射性能はかなり高く、普段使いでは十分すぎる反射性能です。
ぶら下げていると走行中に不規則に揺れるのも、目立ちやすさに繋がっている気がします。
(フラッシュを焚いて撮影。背後で光っているのはグリミス)
当然ながら反射面積が広い大型のおにぎり型リフレクターと比べてしまうと被視認性は劣るため、過酷な条件下で使う場合はもっと大きなサイズの製品を選んだ方が良いでしょう。
反射材は前面にしか施されておらず裏面は光りませんが、自転車の後部に装着している分には、走行中にめくれ上がって反射面が隠れてしまうような事はありません。
ただ、フロントバッグに装着すると、取り付け部分の形状によっては走行風で煽られる事もあります。
この場合、ストッパー部分を表側にして取り付けた上で、余ったコードを下から上に向かって通しておくと、多少めくれ上がりにくくなります。(写真)
◆気になるところ
製品自体はとても気に入っているのですが、唯一気になるのは販売方法です。
本製品は、前述のように本体中央部分の布地と外側のリフレクター部分の配色がランダムになっており、通販で購入すると色の指定はできません。
例えばフロントに取り付けようと注文したのに、リフレクター部分が赤色の物が届く事もあり得るわけです。
私は店頭で購入しましたが、通販で色指定ができない条件で販売するのならば、リフレクター部分に赤色は使わず、装着方向の前後を気にせず使える色のみで構成して欲しかったかな…
◆まとめ
小さいながらもしっかり目立ちますし、装着の自由度も高く、使い勝手の良い製品だと思います。
細部の作りが丁寧でしっかりしているのも印象的で、機能面以外の満足度も高いです。(私は気に入って買い足しました)
被視認性最重視の方は、通常サイズや、他社の大型おにぎりリフレクターを選ばれた方が良いと思いますが、本製品のサイズ感はバイクにもバッグにも付けやすく、とりあえずひとつ持っていても損はない製品だと思います。
価格評価→★★★★☆(機能だけで考えるとちょっと高い気もするが、作りが丁寧なので納得)
評 価→★★★★★(機能性とデザイン性を見事に両立している)
<オプション>
カタログ重量→?g(実測重量 ゴム紐&ストッパー込み6.2g)