最強のパパチャリを作る計画 ~ダイレクトハンガー編~
世の悩めるsuper Xユーザーに送る・・・
【結論】
・super Xに、super six、Topstone Carbonのディレイラーハンガーは流用可能。
(Cannnondaleの他車種でもいける可能性高し)
・ただしリアクスルもsuper six用に変更する必用あり。
↑購入したワールドサイクルさまのページから引用
では、つらつらと。
リアディレイラーのシングルテンション化によって、ホイールの着脱が以前より行いにくくなり、世に出始めたダイレクトハンガー。
具体的には以下のメリットがあります。
①ホイール着脱がスムーズに
②(若干の)軽量化
③リンク数減少による剛性向上→変則性能up
④かっこいい
そう、かっこいいのです!
最強のパパチャリを組む上で、やっぱりかっこよさは大事です。
けれども我が愛車、super Xには海外のサードパーティー含め、対応するダイレクトハンガーが見当たりません。
そんなある日、某ワールドサイクルのオンラインストアで広告されていたダイレクトハンガーをしげしげと眺めていると、super six & Topstone Carbon用がなんだか流用できそうな形状をしているではありませんか。
しかしsuper sixとTopstone Carbonは、レース中の素早いホイール交換アクスルの着脱を想定して、リアアクスルがダブルリード(二条ねじ)となっています。そして、どうもこのネジ規格はCannondaleだけのようです。
相変わらずの独自路線です。
しかし、対して我がsuperXは一般的なシングルリード。
なんでここだけ普通やねん。
あぁだめかぁ、と思って愛車をよくよく見ると、フロントと異なりリアのアクスルの雌ねじはディレイラーハンガーにのみ切られている構造です。
すなわち、アクスルをsuper sixのものに取り換えれば、ダイレクトハンガーを取りつけられるかもしれないのです。(←未確定)
というわけで、人柱覚悟で突っ込んだ結果、無事ダイレクトハンガー化に成功した愛車。
軽量化や変則性能向上という恩恵は、私ごときに乗って感じられるレベルではありませんが(Di2なので余計・・・)、なんとなくかっこよくなったような気がします。そして確かにホイールも装着しやすくなりました。
耐久性はまだまだこれから要検証。
しかしオフロード走行も含め、数百キロ以上は雑にゴリゴリと変速してますが、とりたてて剛性不足や怪しい挙動はありません。
(ディレイラーのクラッチON状態でも同様)
シャドウタイプのディレイラーだからということもありますが、数回ぶちコケてもノープロブレムです。
一部ネット上では肉抜きの激しさから耐久性を不安視する意見もあるようですが、転倒時に折れたり曲がったりしてこそ、ディレイラーハンガーとしての役割を全うする訳で。
やたら頑丈過ぎるぐらいよりは、これくらいでええんじゃないでしょうか。(適当)
純正ハンガーより入手性もよろしいので、オフロードに頻繁に突っ込む身としては、交換用・予備品としてもグッドです。
余談
ちなみにsuper six用の純正アクスルでも良かったのですが、後々の拡張性のため、DAVOSがCannondaleのためだけに作ったと公言する、ダブルリード用のキャリアダボ付きスルーアクスルを選びました。
ただしこのアクスル、アルミ製のアクスルに直接雌ねじを切っています。ダボ穴にはスレッドコンパウンドを塗布して運用していますが、負荷のかかるキャリアなどを取付けたうえで、過酷な環境で運用したときの耐久性や耐食性はまだ未知数。
このアクスルの耐久性などについては、おいおい検証していきたいですね。
購入価格 ¥4.600
価格評価→★★★★☆(純正とほぼ変わらない)
評 価→★★★★★